感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
・企画というのは、目的を明確にし、現状を把握したうえで、そこから、目的達成のための意味合いを抽出し、成功のための仮説を立て、実行案を組み立てるという一連の動作のこと
・言葉にして、時には分析もし、何がポイントなのかを抽出して人に上手に伝え、全社視点での動きをつくっていかなければいけない仕事
・戦略的な方向性に沿った実践力と、素早く的確な方向修正能力
・戦略的な方向性は正しくても、それを真摯に謙虚に実行できていない状況が低迷を招く
・判断がなされた時の、判断の前提を明確にしておくべき
・本来重要なのは、失敗を称賛する文化づくり。失敗することがいいわけではない。失敗から多くのことを学べるという事実を会社が受け入れるということ
・経営というのは、正しい企業文化づくりでもある
・PDCAが回っていない理由は、いくつも挙げられるが、その根にあるのは、「人、性善なれど、性怠惰なり」ということ
・実証主義の場合に、気をつけるべきは、それが因果なのか相関なのか、その混同を起こさぬように気をつけねばならない
Posted by ブクログ
物語になっていて先が楽しみになるくらい面白かったです。
経営企画室の仕事はどういうものかや、企業が大きくなった時に抱える問題などが描かれていました。
Posted by ブクログ
上司から薦められて読んだ本。
物語形式で企業成長のための考え方、会社員の人事模様を描いている。
・成功した創業者はPDCAを回している。ユニクロの柳井社長が1勝9敗という著書を書いているように、優れた経営者であっても事業が計画通りにうまくいくことはなかなかない。しかし成功した創業者は事業を振り返り修正することで成功に繋げている。
うちの会社は振り返りをしていない。だから同じ失敗を繰返す。
・経費削減ではなく経費低減。優れた企業は急に経費をバッサリ切るのではなく、日頃から費用対効果を見たり相見積もりをとったり、細かな工夫を重ねて経費低減に努めている。
・人事制度、組織はモチベーション。全ては役割は創業者の分業であり、各自のベクトルが一致していないと企業はバラバラの方向を向いてしまう。