あらすじ
宮本武蔵は三人いた。各々一流の武芸者だった。その一人は年老いて名前を譲ってくれた人。もう一人が気にかかる。その武蔵が京の吉岡兵法所の総帥に挑戦状を突きつけた。引き分けた。だが、門人たちに叩き殺される。元・弁之助の武蔵は激怒した。京の一乗寺下り松にて遺恨試合となる。一人対二百人。武蔵は考えた。右手に刀、左手に鎧通しを持ち、先に叢で敵を待った。
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対吉岡流の4巻!
もう一人の武蔵(新キャラ)登場。前半は彼が百人斬り剣客を倒すなど大活躍するが、最後は京で吉岡伝七郎に不意打ちで討たれてしまう。
一方、主役の宮本武蔵は池田輝政配下の藩士五十人斬りを果たし、こちらも無双中。
今回は京都編で吉岡清十郎・伝七郎・又七郎(清十郎の子)との三連戦を描き切る(史実通り清十郎のみ生存)