【感想・ネタバレ】義仲これにありのレビュー

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Posted by ブクログ 2013年12月24日

勝てば官軍、負ければ賊軍…、
世の歴史書の多くは、勝者の都合のよい内容で書かれており、
これが平安時代ともなれば、それはその最たるものですが…、
木曾義仲は、賊徒のレッテルを貼られた代表格の1人でそぅ。

本作品では、義仲を、義の武将として主人公に置き、
法皇と頼朝、それぞれの立場で覇権を窺ぅ二人の...続きを読む策略に陥り、
もがき苦しみながら、賊徒として討たれるまでを描いており、
都と鎌倉の魑魅魍魎が、物語として興味深く語られてました。

ただ…、本作品の姉妹編の主人公となる弁慶を、
異形・色物に描きすぎている点が、若干興醒めを誘ったかも。
本作品の(悪い方の)キーマンとなった、源行家のその後は、
引き続き、姉妹編でも描かれるでそぅが、少し興味深いです。

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