【感想・ネタバレ】二・二六事件 「昭和維新」の思想と行動 [増補改版]のレビュー

あらすじ

昭和十一年二月二十六日、降りしきる雪を蹴って決行された青年将校たちのクーデターの結果は全員処刑により終った。本書は、多くの資料によって事件の経過を再現し、彼らが意図した「昭和維新」「尊王攘夷」の意味を探り、軍隊のもつ統帥権意識を解釈の軸として、昭和初期からの農村の疲弊に喘ぐ社会との反応、軍部の政治への結合と進出の過程を追う。なお、改版に当り「命令・服従」という日本軍隊の特性について増補・加筆する。

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Posted by ブクログ

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[ 参考となる書評 ]

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2011年04月06日

Posted by ブクログ

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 高橋正衛『二・二六事件』

 昭和史でも有名な二・二六事件についての本です。
 著者は、この時代を生きていた人のようですね…
 昭和史について…というより、軍部についててんで知らないのでは話にならないだろうと思い、新書という事もあって手を出したのですが、いや、なかなか難しかったです。
 やはり軍隊の事はよくわかりません。
 知識でどんなに補っても、感覚的に理解できないところがあります。
 そういう意味では、私は本文中に出てきた検事と同じ立場なのだと思います。
 この本は二・二六事件を時系列を追って説明するのではなく、事件そのもの、起こった背景、などに分けて章立てをしているので、組み立てるのは楽です。
 ですが理解するのは大変でした、本当に………
 というより、頭でわかっていても、という感じでした。
 初歩的な本としてはあまりオススメしません、私は(苦笑)

 ただ、最後の遺書(遺言?)を連ねているところは、なんとも言えない気持ちになりました。

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2012年08月09日

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