【感想・ネタバレ】木練柿(こねりがき)のレビュー

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弥勒シリーズの最高傑作かもしれない。
連作で読みやすいし内容が濃い。
おりんと清之助の出会いの原点に触れられたのも感動的だった。

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2021年09月03日

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「弥勒」シリーズ第三弾。今回は短編集。表題になっている「木練柿」は、清之助が刀を捨て、遠野屋の婿として迎え入れられた頃の回想が挟まっていて興味深い。清之助と義母おしのとの関係もまた変化しているようだ。おりんは清之助を闇から救い出し、陽の下へ立たせてくれた。そのおりんはもういないけれども、伊佐治のように、清之助が商人としての生を全うできるよう願わずにはいられない。

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2022年02月19日

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前作2編が物足りなかったので期待していなかったが、作者が登場人物を描くのに慣れてきたからか、ずっと面白くなっていた。
信次郎は名前に反して、だーれも信じていない歪な男だが、今回歪なままにかわいげのあるところを見せている。
ホームズに影響を受けているようだが、ワトソンくんに心を開いていないホームズって単なる性格破綻者なのがよくわかる。
一応ワトソン役の伊佐治さんに対しては少し心を開きかけているようなそうでもないような、どっちかというとドラマのジョンの立ち位置に近い。腹も立つけど見捨てられないみたいな。
そこに第三の男、清之介が信次郎の前に『大きな謎』として立っている。
この構図は今までの探偵ものに少なく、面白い。
捕り物の謎はありきたりだが、それはホームズもいっしょ、解いていく過程をいかに面白く描くのかが大事だが、それは成功していると思う。
出てすぐ死んだおりんとの話おみつの過去を夢だと思う話など、脇道の方が読みごたえがあった。

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2015年03月21日

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やっぱり、やっぱり、私は信次郎が好きだーーー!
しゃべり方が、口調が、江戸時代ってことを考えるととってもかっこいい!
解説にも書いてあったけど、信次郎って、実際いたらめっちゃ嫌なヤツなんですよね。でも、何故か読者は信次郎を好きになってしまう・・・。私も、あさのさんの罠にはまっちゃいましたよ。
あ、あと、少ししか出てこないけど、太助も地味に好き。

話の内容はね・・・、実はあんまり覚えてないって言うか、印象がないというか・・・。おこまが無事に帰ってこれて良かったと思います。あと、信次郎が清之助に刀を向けるとは思わなかった。周りから見たら非常識な行動なんだろうけど、それも格好良く見えてしまうのは私が異常だからなのでしょうか・・・?(泣

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2012年05月28日

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星3つにしたが、本当は星3.7…(笑)
シリーズ初の短編集。
今回は信次郎、伊佐冶、清之助の周りを取り巻く人たちに起こる事件だが、やっぱり三者三様に事件に絡み、心が動いていくさまがおもしろい。
不思議だ。なぜ、こうも魅了されているのか分からない…。

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2018年03月03日

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