【感想・ネタバレ】転-WALLOW- 硝子の街にて(15)のレビュー

あらすじ

やりきれない、この思い。どこまでもピュアなNYラブストーリー!! アップタウンの名門私立小学校で発砲事件が起きた。発砲した7歳の少年は行方をくらまし、密かに勤務先を退職していた少年の父も失踪した。恵まれていたはずの家庭に何が起こったのか。少年は、なぜ発砲したのか。NY(ニューヨーク)市警殺人課警部補のシドニーは捜査を開始するが、その途上で、少年の父が株の取引に関係していたことがわかる。

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Posted by ブクログ

硝子の街にて』の十五巻目

 なんでこれだけ買ったんだといわれると、恥ずかしいのだが、ホワイトハートの投稿システムが大きく変わったことが書いてあったのだけど、十一月の新刊3冊しかなく、読みきりらしいのは樓主が苦手そうなボーイズで、もう一冊は「中」でした。
 15冊も出ていると、遡って買う気にはなんなかろうと、消極的選択をした結果がこれでした。
 そしたら、ジュネでした。シリアスで、重厚。とても気に入りました。でも、15巻は買い揃えるのにちょっと(涙)

 七歳児が父親の銃を使って、同級生と教師に発砲して大怪我を負わせてしまい、失踪。
 それを目撃してしまったクラスメートたちや保護者の心の傷などの問題。
 読んでて、樓主は悪い癖が出ました。
 ……コナンの少年探偵団の奴ら、絶対まともな大人になれないよな。っていうか、何度も殺人事件に出くわしているのに、それでも阿笠博士に預ける親たちっていったい? 殺人鬼や強盗犯の人質になったりしてるっていうのに、一度も子供を引取りにも来てないっていう。(来たことあったっけ?)
 ……むしろ、コナンではあゆみたちの親が怖い。

小説では、親達は無事なわが子の姿を見て泣く。警察の事情聴取を受けさせて、先ほどの恐怖を蘇らせたくないので、拒否する。
 ああ、こっちがリアルなんだ(笑)
 そうだよね。たった一度の発砲事件でも、こんな過敏な対応するよね。
 というわけで、人間行動のお勉強になりました。

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2009年10月04日

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