【感想・ネタバレ】ドナウの旅人(上)のレビュー

あらすじ

夫を捨てて、突如出奔した母・絹子。「ドナウ河に沿って旅をしたい」という母からの手紙を受け取った麻沙子は、かつて五年の歳月を過ごした西ドイツへと飛ぶ。その思い出の地で、彼女は母が若い男と一緒であることを知った。再会したドイツの青年・シギィと共に、麻沙子は二人を追うのだが……。東西ヨーロッパを横切るドナウの流れに沿って、母と娘それぞれの愛と再生の旅が始まる。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

この長い小説を読み始めて、さっき涙を流しながら読み終わった
ステラというタクシー運転手の
「楽天家でなきゃあ、こんな厄介なことばかりの、悪人だらけの世の中を
生きていけるもんか。人生なんて挫折して当たり前じゃないの。
うまくいくほうが不思議なんだっていうふうに、あたしはいつのまにか
考えるようになったのさ。だから、あたしは、いいことがあったら、
ああ、よかった、よかったって手を叩いて喜ぶんだ。悪いことが起こったら、
まあ世の中、こんなもんだって口笛吹いて、おかしくもないのに笑ってやるのさ。」
シギィの「おそらく、人間とは、ひとつの欠点の消滅によって新しい美徳が
生じるというのではない。欠点は欠点のままに、その人のちょっとした
心の作動によって美徳に生まれ変わる」というところで
きっと前は泣かなかっただろうと思いながら、静かに涙が出てしょうがなかった
初めて読んだ時は、娘の麻沙子の年より若かったのに
いまは母親の絹子の年にちかくなっていて、
それでも同じように、いや、違う形でも
こんなに心に響く小説を読めることがとてもうれしい
この物語のあと、麻沙子のお父さんはどうしたんだろう
長瀬は、オダは、どうしたんだろう
いや、きっと笑っているよな なんて思いを巡らしている

0
2011年09月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

麻紗子とシギィの再会にドキドキした。
絹子と長瀬の出逢いにも。

長い旅だから、いろんなことも起きて。
みんなの気持ちも変わっていった。

旅先でさまざまなひとと出逢い、別れて、
ひとの温かさを感じる旅だった。

ラストは残念だった。わたしはふたりで困難を乗り越えてほしかったから。

0
2012年04月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ドナウに沿って旅をする2組の男女。
恋愛、友情、失望、生死に向き合いながらも、葛藤の日々を送る。
美しいドナウ河や都市を綴る、表現力もすばらしい。

0
2011年11月24日

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