あらすじ
禅僧にして、大学教授、庭園デザイナーとしても活躍する著者がやさしく語りかける「人生のコツ」。◎悩むより動く――そのほうが物事は絶対うまくいく◎人と比べない――“妄想”の9割はこれで消える◎前向きに受け取る――幸せかどうかは、あなたが決める◎「お先にどうぞ」――求めない、あせらない、こだわらない◎「朝」を大切にする――心に余裕をつくる最善の方法◎余計なことを調べない――情報の“暴飲暴食”はやめる◎「競争」から離れてみる――禅的「不安の遠ざけ方」余計な不安や悩みを抱えないように、他人の価値観に振り回されないように、無駄なものをそぎ落とし、限りなくシンプルに生きる。――そんな生き方を指南してくれる、48の禅の教えを紹介。
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Posted by ブクログ
悩むより動く、人と比べない、分かってはいるもののどうしても悩んでしまうし、人にどう思われるか気にしてしまう。でもまた改めて考え方を見直そうと思った。
嫌われる勇気も読んだが同じような内容の本だと思ったが、禅の言葉が難しくスッと入ってこなかった部分もあった。
Posted by ブクログ
捨てることは執着から離れること
心を向けるべきはどうにかなること
「いい加減」を知る
止まって自分を省みる時間を作る
自分独自のものさしをもつ
→体感することでしか判断も行動もできない
→冷暖自知:器に入ってる水が冷たいか暖かいかは飲まないと分からない
情報は迷いの元
喜怒哀楽は人間らしさ
判断しないことが心穏やかに過ごすコツ
良い言葉を使う
稲盛和夫「世の中に失敗というものは無い。チャレンジしているうちは失敗はない。諦めたときが失敗である」
足ることを知る
愚痴がこぼせるのは相手に信頼感があるから
人生の最期を迎えるにあたって、何か言葉を残すとしたら、どんな言葉になるか
Posted by ブクログ
禅の教えを日常で実践できるように、わかりやすく説いている良書でした。
本書のうち、以下の3つの禅の教えを実践して、心を整えたいです。
1.喫茶喫飯
余計なことを考えず、お茶を飲むときはお茶を飲むことだけに集中して、ご飯をいただくときにはご飯を食べることに集中すること。
『いま、ここ』だけに集中することで、心が整う。
2.合掌する
神社のお札などを部屋のどこかに置いて合掌する場所にする。生活空間にそんな場所があると、前向きに心が整う。
3.浮かべに任せ、消えるに任せる
水に一石を投じると、さざ波が立ち、波紋が生まれる。波紋を静めようと、手を入れたら、さらに複雑な波紋が生じる。放っておけば、しだいに波紋は静まる。それが、無心に近い心の在り様。
心穏やかに
冒頭に書いてあるように「余計な不安や悩みを抱えないように、他人の価値観に振り回されないように、無駄なものをそぎ落として、限りなくシンプルに生きる」ということ。
書かれている全てを実践するのは聖人でも君子でもないので難しいけれど、一つ、二つ意識するだけでも気持ちが楽になりそう。
少しスマホから顔を上げて、ゆっくりと空でも見てみよう。