あらすじ
映画より面白い映画評論がここにある! 町山智浩&柳下毅一郎による、伝説の映画活字漫談が1冊になって堂々復活。映画へのほとばしる愛ゆえに怒り、ツッコむ2人が、ときに対立も辞さず語り尽くす。『千と千尋の神隠し』のアンタッチャブルなテーマを喝破し、『スター・ウォーズ』を『巨人の星』に、『チャーリーズ・エンジェル』を「通いたい店」に喩える掛け合いは、まさにこのコンビならではのもの。傑作はもとより、クサしている映画までつい観たくなること請け合いの、怒濤の91本。
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Posted by ブクログ
映画教養を高めるために。
対談形式で話が進むんですが、
2人の会話のスイング具合がめちゃくちゃおもしろい。
人それぞれが良いと思える映画は異なる
ってことを痛感する名著。
自分の好きな映画(レディ・イン・ザ・ウォーター)が
酷評されてたのは傷ついたけど。笑
結構メジャー作品の扱いが多いので
映画にそんなに詳しくなくても読めます。
Posted by ブクログ
エロスとバイオレンスを好む子どものまま大人になった二人が、気に入らない映画をケチョンケチョンに貶しまくるという、映画に芸術性を見出している人からすれば嫌悪するような内容。けど、アウトサイダーを好む身としては、この下品な視線で作品を批評する感性が居心地がよくて癖になります。