あらすじ
旅先での目当てはひとつかふたつ。夕方には帰路につき、翌日に疲れを残さない。でも一瞬で非日常にトリップできる小さな冒険――それを「こたび」としてみた。静岡へのふらっと日帰り旅から、美容目的の横浜ひとりホテル、女友達とのウイスキーを巡る京都旅まで。気ままだからこそ、思わぬ出会いや発見がある。身も心も解放される大人の旅エッセイ。
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行き先未定・初めて歩く道・時間制限なし
これが筆者が旅を楽しむ秘訣だという。
思いつきでする小旅行「こたび」。
背伸びをしないスケジュールに追われない旅の愉しみが旅ごとにある。
決してお金や時間をかけなくとも思い出に残る旅はある。
そんなこたびの魅力を伝えてくれる一冊。
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大平一枝『ある日、逗子へアジフライを食べに』幻冬舎文庫。
既視感のあるタイトルに平松洋子がイラストレーターの安西水丸と組んだエッセイに『アジフライを有楽町で』というのがあったことを思い出した。
こちらも食や酒を含む旅エッセイである。
逗子辺りの海の幸は確かに美味い。アジフライは自分も大好物だ。と言っても、あちら方面には何度かしか行ったことが無いのだが、松輪の鯖とかアオリイカとか堪能したことがある。横須賀の寿司屋のかっちゃんもリーズナブルな割りにネタが良く、美味い。
仙台にも宮沢賢治の光原社があるとは全く知らなかった。光原社は盛岡市の材木町にある1店だけだと思っていた。
1つ1つのエッセイには、国内外や都内を含めた様々な食や酒、旅が描かれているが、オシャレというか、オトナという感じの作っている感が強い。イマドキのインスタ映えを狙ったオトナのオサレな旅という感じだろうか。それでも洗練されたオトナのオサレな旅は魅力的である。
最近は出張の機会も減り、飛行機や新幹線、電車、バスにすら乗らなくなってしまった。通勤は車なので、毎日同じ景色を見ながらの30分の移動である。たまには新幹線で都内に行き、東京駅のグランスタでお土産を物色したいと思う。飛行機なら空港の土産店だ。タイの空港ならキングパワーのドライフルーツだ。少しお高いが、ドライマンゴーやドライパイナップルは皆に喜ばれる。
本体価格780円
★★★★
Posted by ブクログ
旅に行きたくなる〜!
豪華じゃなくてもいい、近場でもいい、ちょっと非日常感を味わえる場所に
ちょっとそこまでのこたび、出張ついでの前泊や延泊、自分にご褒美旅、友達と、家族と…
旅のハードルをさげてくれるような楽しい旅のエッセイ
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<目次>
第1章 手の届くご褒美、ワンマイル旅
第2章 自分養生、ひとり旅
第3章 趣味がつなぐ旅
第4章 おとなのグループ旅
第5章 旅の身支度、帰り支度
<内容>
大人の女の等身大ルポやコラムなどを描いている著者。幻冬舎plusに連載の記事をまとめたもの。大きな事件も起きなければ、スゴイ料理や景色も出てこないが、力の入っていない分、おとなの旅とはこういうもんだ、という感じが出ている。
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こたび、したい~!
アジフライの日(3/21)に、家人(!)から「気になる本があるんだよね」と紹介された。実は同日、わたしも家人とは別の媒体からこの本を知って、気になるなあと思っていたのでびっくり!そんなことを話していたら、家人が買ってきてくれた。
昨年、家人と一緒に訪れた場所がいくつか出てきた。先に読み終わった家人は、行ったことがある場所が出てきたことを話したくてウズウズしていたらしい。
かんてんぱぱガーデン(伊那食品工業、長野)、リビセン(上諏訪、長野)。
実際に訪れた場所が旅行記に出てくると嬉しくなる。記憶が新しいからか、文章を読んでいるとその光景がはっきりと浮かんで、すぐにでも長野に行きたくなった。
駒ヶ根の千畳敷カールを見てみたいし、諏訪湖周辺をぶらぶらしたい。上高地を歩きたいし、麦草峠をハイクしたい。嗚呼、なんて魅力的なの…
新年度が始まって環境の変化や仕事の忙しさに疲れているから、長野で過ごした時間を思い出せて少し気分転換できた。
学生~社会人序盤のときの旅行は、ガッチガチに計画を立ててそのとおり過ごすのが好きだったけど、いまは筆者のいう“こたび”の良さに気づいた!
休みの日に何か目的を伴う予定を入れるときは、意識的に“ひとつだけ”と決めている(複数の予定を詰め込むと疲れてしまうというのもある)。
"日帰り旅の目的は一つ、一泊二日の旅はみっちり一日の予定を二日にわける。”これを忘れずにのんびりと過ごしたい。
自分自身で「これは良かったなぁ」といまだに思うこたびは、家人のマラソン大会の付き添いで静岡に行ったときのこと。
マラソン大会中は暇なので、一泊ニ日のうち二日目の朝からお昼まで一人の時間ができた。
マラソン大会のゴールに間に合うように会場に向かうため、会場に近いところで観光地を探したところ、静岡県立美術館があった。開館時間に間に合うように向かい、時間が限られていたので常設展とロダン館だけ鑑賞。早い時間だったので来館者も少なくゆったりと観ることができたし、ロダンの彫刻作品だけを収蔵した壮大なロダン館の贅沢さとかっこよさにとても感動したことを覚えている。
美術館の中だけではなく、美術館に向かうまでにいくつもの彫刻作品が飾られている中歩いた登り坂も、美術鑑賞に満足してホクホクしながら右手の大きい富士山を観ながら歩いた下り坂も、とても良く記憶に残っている。
こんな素敵な出合いがあるなら、旅先での別行動もありだな~と思った静岡旅だった。
今年の目標に一人旅(日帰りも可)を掲げているけど、まだ実現できていないから、実行する!
ベトナムのおこわ朝ごはん「ソイセオ」、とても美味しそうなので食べてみたい。