あらすじ
【第1回Ruhuna小説大賞 大賞受賞作】
家族から冷遇されて育った侯爵令嬢セレーネは、若くして病により命を落としてしまう。
ところが黒魔術によって永遠の眠りから呼び戻され、家族を救うためだと辺境伯の後妻として一年限りの契約結婚をすることに!?
嫁いで早々、外出は控え、息子ヘリオスとも距離を置いてほしいと冷淡に告げられるが、死体であることを隠さねばならないセレーネにとって、その条件はむしろ都合がよかった。
けれどある日、偶然ヘリオスの落とし物を拾い、思わぬ交流を持ってしまう。
叱られる覚悟をするものの、辺境伯は理性的でセレーネを不当に扱うことはなかった。
少しずつ増えていく親子との穏やかな時間――。
家族の温もりを知らずに生きてきたセレーネは、決して叶わない『未来』を願うが……。
感情タグBEST3
匿名
「今」と「ずっと、のない未来」
痛みはないものの、いつ自分が死体に戻って
しまうかと怯えるヒロインの境遇の切なさに
途中から泣けてきます
契約婚した旦那様以上に、息子となった子どもとの
交流と魔力に助けられ
特殊能力をもつ旦那様の弟、医師兼侍女にも
温かく支えられ
最後はそう回収するか!という展開でした