【感想・ネタバレ】死者はまどろむのレビュー

あらすじ

美しい自然に囲まれ、信仰心の厚い村人が住む夢見村に魅せられひと夏を過ごすことになった間宮亜希子の一家。小説家の夫はスランプを脱し、義母も優しくなった。幸福をもたらす魔法の土地だと思った。しかし異様な葬式の列と共同墓地を見たことから、彼らの周囲で何かが狂い始める。ざわめく木立の隙間に、きらめく光の中に使者の影が忍び寄る。幸福に浸っていた家族を恐怖のどん底に突き落とす怪奇の連続とは。長編ホラー小説。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

坂東眞砂子さんが解説を書いている。
日本的な恐怖小説。
「日本人の皮膚感覚を大事に」という表現が丁度よい。

こんな恐い話は、日本人でないと理解できないかも。
隠れキリシタン。
ミイラ。
という、非日本的なものと日本的なものの、日本的な融合。

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2012年10月31日

Posted by ブクログ

著者のホラー第2弾らしい。読んでから知った。幸せを呼ぶ夢の村に隠された真実とは?!
相変わらず、真相が明らかになるにつれ心拍数が上がる。ドキドキが止まらない!

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

超恐怖の「ぼくのなつやすみ」のような感じ。スランプ中の夫と、自分も有望な新人作家だった妻、夫の60代後半の母、5歳の息子、そしてなぜかついてきた妻の妹が向かったのは、茅葺き屋根と野畑、山々の稜線が美しい村…その名も夢見村。

小野不由美さんの「屍鬼」も前半は「この村なんかおかしい」から始まって手に汗握る展開に。その点、こちらのホラーは「この村なんか良すぎておかしい」から始まり、最後まで一気読み。平成初期の話ですがジャパニーズホラーが好きな方なら令和の今でも楽しめるはず。オカルトすぎるわけでもなく最後まで楽しく読み切りました。

ご老人の訛りもすいすい読めて理解できたのが不思議。読者自身が夢見村のあやかしに取り込まれているのかも。

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2026年03月17日

Posted by ブクログ

夢見村に漂う美しさは人を魅了してやまないが、その奥に常に佇む村の不気味さにゾッとした。村人の、村で死んだ人(処置によれば生存の可能性があった)や都合の悪い部外者を生贄としてミイラ化することを正当化し、ムミイ様として崇めていることに戦慄を覚えた。何より一番怖かったのは、村の実態を知り戻ることに抵抗し続けていた主人公達が、最後には何かに引き寄せられるかのように嬉々として村に帰っていったことであった。

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2015年10月24日

Posted by ブクログ

ホラー長編。この頃の小池真理子さんのサスペンス、ホラーはどれも最高です。はずれなしと言っても過言ではない。

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2009年10月04日

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