あらすじ
栄養学の見地から最も今日的なダイエットでウェイト・ロスを試みた父と娘のたたかいの記録。父の栄養学の知識をフルに生かした望ましい食事を食べ続けることで娘の肥満が解消されていく。従来のダイエットにありがちだった食欲をおさえたり、極端な偏食をすることなく、正しく食べることで痩せられるフィットネス講座。※本作品は1997年7月に刊行された『戦わないダイエット』を文庫収録にあたり加筆修正したものです。
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丸元淑生さん
小学生の頃、丸元さんの著書を読んで感銘を受けました。栄養学に興味を持ったのもその本がきっかけでした。最近ふと思い出して読みたくなったのですが、氏のお名前がなかなか思い出せず、古本屋さんで背表紙の色を思い出してやっと一冊、丸元淑生のシステム料理学を購入できました。現在の栄養学と比べても遜色なく、読み物としても面白かったです。電子書籍ではこちらの本しかかないようです。他の著作も電子書籍化して頂けると嬉しいです。
Posted by ブクログ
昔熱心に読んでいた丸元淑生さんの近著。
カロリーだけを低くするダイエットの盲点。
栄養素が満たされなければ内分泌が正しく行われず、リバウンド無しのダイエットは望めないこと。
豆類、精製していない穀類、生ものの摂取の勧め。
そしてクロムのサプリメントやビール酵母。
脳内のセットポイント自体が上がることで引き起こされる肥満の対処法。
認識が刷新されました。
1時間のウォーキングがかなりバランスのとれたダイエットに有効らしい。
散歩、がんばろう!
Posted by ブクログ
栄養学からの「太る仕組み」と、健康的に痩せる方法について
アメリカに留学してた娘が10キロ太って帰国。
栄養学に基づいてもとの体重に戻そうと、娘さんとの体験談を本にまとめたものです。
N/Cレートが高いものを食べること、これが基本で食べないダイエットは逆効果な事を指摘してます。
栄養価をカロリーで割ったレートが高いもの、豆や海藻、野菜をしっかり食べる事が重要という指摘。
食べ物関連、ダイエット関連は諸説あって一体どれが正しいのやら?という気がしていましたが、白い砂糖や精製した穀類は良くないという説は結構共通してる。
結局、血糖値が急激にあがるとすぐ下がってしまい、そうすると体が足りないと認識してもっと血糖値あげろ指令を出すという仕組みのようです。なるほど。。。
文中にあった、ブドウ糖だけ与える動物実験の話はひぃぃぃ~でした。
カロリーだけあって栄養はすっからかん、なものを食べない、これだけ頭に入れておけばいいかな。
基本的に栄養学の知識の話なので、レシピもありますがちょっとだけ、写真などもありません。
ダイエットした娘さんの毎日のこんだてがのってるのでダイエットしたい人はまねるといいかもしれません。
Posted by ブクログ
娘さんがアメリカ留学して10Kg以上肥ったため、父子で栄養学的に理想的なダイエットに挑戦。ノートに記録し、栄養価の高い食材とインスリン抵抗性を改善するためにクロムが多い食材を選び、生で食べるように心がけ、低脂肪食にして砂糖を避けて、ウオーキングをすること。これによりダイエット成功。すべきことをしっかりしているよね。上手くいくはずです。
Posted by ブクログ
N/Cレートなど、とても勉強になった。
カロリーだけじゃなくて、栄養価の高いものを食べる意味もわかった。
ただし、とても読みにくかった。
父娘の実体験に基づいているとのことだが、会話調が不自然で・・・
娘さんのダイエット10週間すべての食事記録と体重変遷があるとおもしろかっただろうな、と。
Posted by ブクログ
──アメリカに行った娘が、1年で11キロ以上増えて帰ってきた。
なぜ太るのか、どうしたら痩せられるのかを、娘との対話形式でわかりやすく書いた本。
……という触れ込みなんだけど、わかりやすすぎてわかりにくいというのが印象。後に残りにくい。
同じ著者なら「システム自炊法」の方がより実践的でわかりやすく、レシピだったら「丸元淑生理論らくらく実践 心と体が元気になる!野菜と魚の栄養ごはん 」がいいと思うけど。
ただ、他の作品にないのは「なぜ太るのか?」「どうしたら痩せるのか?」という箇所。
N(栄養価値)/C(カロリー)バリューの低い食品を食べると太り、N/Cバリューの高い食品を食べなさいと書かれている。具体的には穀物や豆。
甘いものやジャンクフードを食べると血糖値が急激に上がり、そして下がるため、安定させようとより食べたくなるらしい……なるほどそうだったのかーと驚く。
そしてピコリン酸クロム。
これを読むと、ピコリン酸クロム飲み続けるしか! という気持ちになる。効果的過ぎる(笑)