【感想・ネタバレ】いつかニルヴァーナでのレビュー

あらすじ

あなたは、罪を犯したことがありますか? そして、その罪を今でも後悔していますか? 早坂千弦はアイドルグループ『クインテイル』の熱烈なファンだった。推しの瑠璃香にはどんな時でも幸せでいてほしい、それだけを願っていたのに、その願いは叶わなかった――千弦が目を覚ますと、真っ白な空間に一人の女性が立っていた。神使と名乗るその人物は、千弦が二十七歳で死んだという……『レゾンデートルの祈り』の著者の新たなる地平。人間の罪と死に、深く真摯に向き合った祈りと再生の物語。 今村翔吾さんプロデュース、「秘境の文筆家」(宮崎県椎葉村)プロジェクトから生まれた第一弾、魂がうち震える長篇小説。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

個人的にすごく好きな作品だと思いました。
死んだら天地中界へ、と始まる。ラノベには良くあるけど一般文芸としては珍しい始まり方だなと気になりながら読みはじました。

主人公の千弦は地獄界から来世を変えるために、魂の修行を行い始める。
来世を変えるため、だったけれど修行を通して自分の過去や自分の犯した罪に向き合う千弦。
なんで自分が地獄界なんだよ、と思っていたけれど自分がそこに行くことになった理由に気づいていく。
物語を通して、どちらかと言えば悲壮感のある内容。けれど、瑠璃香の明るさによって爽やかさが出て読みやすいと感じました。

そして本作を読んだ多くの人は好きになる場面だと思いますが、p.302で3頭の鹿が千弦に寄ってくる。鹿たちは千弦の家族ではないか?そう言われた千弦の気持ちを思うと胸にぐっとくるものがありました。そうして最後、現れる鴉は千弦の生まれ変わりなのでしょうか。彼は二つあげて畜生道へ、そして鴉になり一頭の鹿に会いにきた。
最初は家族に会いにきたのかと思ったのですが、この鹿は神使となった瑠璃香なのか?そう考えましたが実際のところはどうなのでしょうか。気になります。
すごく読みやすいけれど、胸に残る素敵な作品だと思いました。

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2026年04月06日

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