【感想・ネタバレ】いねむり先生 2のレビュー

あらすじ

サブローは「いねむり先生」と愛知の一宮に向けて競輪の旅に出ることになった。一泊二日のギャンブルの旅だ。ふたりは新幹線の車内で打ち解け、サブローは安らぎを覚えるのだった。 が、突然先生が脂汗を浮かべて苦しみ出した。これは一体どうしたことなのか…? 伊集院静の自伝的長編小説を、魂の絵師・能條純一が渾身の漫画化。

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Posted by ブクログ

何とも豪快でデカダンスないねむり先生。こういう人生の楽しみ方を見ると羨ましく思う。いねむり先生と競輪の旅を続けるサブローの心の傷が少しづつ癒されて行く。

いねむり先生こと色川武大とサブローこと伊集院静の心の交流を描く第二弾。

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2013年03月23日

Posted by ブクログ

いねむり先生こと、色川武大(阿佐田哲也)と、伊集院 静の旅打ちの様子が描かれています。

旅打ちの日の夜に、(最愛の妻の死に、小説が書けなくなった)静に対して、

   > こんなふうに言うと…君は気を悪くするかもしれないけど
   > 私には君の小説のよさがよぉく…わかります!!

と、武大が言います。

でも、それは、本当だけど、ほんとうではない言葉です。だから、二人は沈黙します。
そして、

   > サブロー君…ごめん
   > サブロー君…私は ただ
   > サブロー君が小説を書いてくれたらいい…くれたらいい……
   >
   > そう…思ってることを…
   > 言いたかっただけなんです

と。そんな、魂と魂が応えあうシーンがたくさんあります。

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2013年03月18日

Posted by ブクログ

編集者に恫喝するシーンはいつもの能條先生の迫力。カリスマを描くのを得意としているが、ここでも色川氏を魅力的に描いています。

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2013年10月09日

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