あらすじ
今この一瞬を、誇れる仕事を。昭和の時代。働く男達の胸に、確かに宿っていた、職人魂――。荻野(おぎの)カレチはそれに従い、時に抗い、プロの仕事を追い求める! 昭和40年代後半の国鉄を舞台に、プロの仕事を追い求める荻野カレチの奮闘を描く読み切りシリーズ! 本誌掲載時、荻野カレチの行動に大激論が巻き起こった第11話「出発合図」を単行本だけの特別Versionで収録!【カレチ】長距離列車に乗務する客扱専務車掌を指す、国鉄内部の呼称。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
表紙のボンネット型特急が良い。リアルタイムでは常磐線土浦駅での「特急ひたち」が記憶にある。荻野カレチの乗客を思う姿勢に感動する。車掌を目指し鉄道学園へ行くも、伸び悩んでいる時に出会ったトロリーバスの女性車掌との話、恋愛には発展しなかったのが少し残念。「誤乗」の最終場面が特に良かった。罪を憎んで人を憎まず。車掌ってたいへんだ。ちなみに自分は運転士希望(^^;
Posted by ブクログ
「マルス」にも思い出が。
大阪から青森まで行って、青森から国鉄バスで十和田湖に行き、三沢に出て、東京まで急行。東京から大阪まで急行で。という切符を今でいう「みどりの窓口」へたのみにいった。40年も昔のはなし。そのころ「マルス」が使われていた。パタパタとページをくるようにして穴に棒をさしこんでいた。
大阪発大阪行きの切符は二枚になり、作成に40分待たされた。
学割で旅行費用は泊まり食事も含みで、一万円で少しのおつりがきたことを覚えている。郵便局のアルバイトが時給100円だったころのこと。
本の感想からずれてしまった。すまぬ。