あらすじ
弁護士を目指す司法浪人生の涼子、アパレルのデザイナーとして働く撫子、そして不条理なリストラにより職を失った柊子。彼女たちが住む下宿に、春の訪れとともに現れた臨時管理人・トモミさんの存在が、三人が抱える問題をはからずも浮き彫りにしていく。“家族の森”で迷子になっているすべての娘たちに贈る「父と娘」の物語。
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Posted by ブクログ
【あらすじ】
世田谷区、松陰神社前駅から徒歩15分。女性専用の下宿「タマヨハウス」には、年ごろの三人の女が暮らしていた。弁護士を目指す涼子、アパレルのデザイナーとして働く撫子、そして不条理なリストラに遭い、人生にも道にも迷い続ける柊子。幸せでも不幸せでもない日常を過ごしていた彼女たちだが、春の訪れとともに現れた真面目だけが取り柄の臨時管理人の過干渉によって、少しずつそれぞれの「足りない何か」が浮き彫りになっていく。
【感想】
Posted by ブクログ
下宿に住まう女性3人と管理人の話。タマヨハウスの管理人タマヨさんはアメリカにいる恋人の療養のため渡米、代わりにやってきたのはトモミさん。
父との関係が思わしくない下宿人三人と父親のような存在のトモミさん。
父との関係に悩む私にはいい本ではと帯を見て思ったが、私の現状に参考になる本ではなかった。しかし、トモミさんは父親としてはとても理想的な人でこんな人に出会いたいと思った。私の父がもし死んだら私は「解放された」と思うんじゃないかな。
もっと前にこの本を読んでいたら「でこちゃんがうらやましい」と思ったかもしれない。でも今は、自分の努力が足りないのだとか、自分はそれほど人に愛してもらえる器ではないと思う。
Posted by ブクログ
真夜中のパン屋さん書いてる人ですね~
この人の本って表紙とは裏腹にちょっと暗い感じがするでも嫌いじゃない
他の本もそういう感じだった。
トモミさんが去ってタマヨハウスに残されたボイスレコーダーに残された
下宿人たちへの言葉、出会いと別れが切ない。
最後は良い話でやっぱり大沼さんの本好きだ♪