【感想・ネタバレ】喫茶おじさんのレビュー

あらすじ

それでも、コーヒーは今日もうまい。

松尾純一郎、57歳。
大手ゼネコンを早期退職して、現在無職。妻子はあるが、大学二年生の娘・亜里砂が暮らすアパートへ妻の亜希子が移り住んで約半年、現在は別居中だ。
再就職のあてはないし、これといった趣味もない日々の中、ふらりと喫茶店に入る。コーヒーとタマゴサンドを味わい、せっかくだからもう一軒と歩きながら思いついた。
趣味は「喫茶店、それも純喫茶巡り」にしよう。
東銀座、新橋、学芸大学、アメ横、渋谷、池袋、京都──
「おいしいなあ」
「この味、この味」
コーヒーとその店の看板の味を楽しみながら各地を巡る純一郎には、苦い過去がある。妻の反対を押し切り、退職金を注ぎ込んで始めた喫茶店を半年で潰したのだ。
たくさんの問題を抱えながら、男は今日も喫茶店へ向かう。閉ざされた夢の扉は再び開かれるのか? 滋味深いグルメ×老後×働き方小説。
解説は、編集者の岡本仁氏。

※この作品は過去に単行本として配信されていた『喫茶おじさん』 の文庫版となります。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

このおじさんはちょうど良い具合に鈍感なので、みんなに羨ましがられてる
メロンソーダ飲んだ後に追いソーダ、
サンドウィッチ食べたあとに追いサンドウィッチ、
胃が丈夫なひと。

0
2026年04月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

身に摘まされるような内容でした。
表現を恐れずに、本の内容をひとことで説明するなら「退職したおっさんが喫茶店を訪れながら自分の今後を考える」というものです。
喫茶店を訪れるシーンなどは、非常によかったです。食べ物やコーヒーを色々な表現方法で、想像力を掻き立たせながら、自分も行ってみたいという気分が味わえ、気持ちよく読み進めることができました。
しかし、主人公のオチ的には、シビアなものを感じました。主人公が「実は恵まれている境遇にあったことを知れた」、「最後には自分の好きなことを見つけられた」という晴れやか終わり方のように見えますが、自分がその立場になると辛いものを感じました。
今の時代は、それがいいのかも知れません。
ただ、私はそうなりたくないので、周囲に感謝して生活しようと強く思いました。
気持ち的に疲れたので、評価としては通常の星3つです。

0
2026年04月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

松尾純一郎、57歳、バツイチで妻子とは別居中、無職。早期退職後に退職金を注ぎ込み、妻の反対を押し切って始めた喫茶店を半年で潰してしまう。再就職のあてもなく、趣味もなく…ふと思い立ち純喫茶巡りを始める。

娘、妻、前妻、同期の友人などから「何もわかってない」と言われモヤモヤしながらも、喫茶店を巡り、美味しいコーヒーと食べ物で気を紛らわせる日々。
松尾純一郎大丈夫か?と思いながらも、私もコーヒーとパンが食べたくなってしまった。ラストはスッキリ。松尾純一郎を応援したくなってた。
読み終わりが近づいてきて、最後は私も喫茶店に行ってコーヒー飲みながら読み終えました。

0
2026年04月09日

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