【感想・ネタバレ】憑き歯 密七号の家のレビュー

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Posted by ブクログ

一気に読めた。
夏に、しかもお盆前後に読むのにピッタリな一冊。
平凡な4人家族だったのに、BBQで行った河原で夫婦ゲンカ…そのちょっとした間に川に流された姉妹。
助かったのは、おとなしい妹だけ…
姉の遺体は、見つからないまま一年が過ぎ…
父母は別居?離婚?なのか、母と助かった娘は引越して2人暮し。
そんな中で、郷土資料館に赴任した父は、お歯黒の憑き物を知る。
次々と感染し、呪われ終いには…
ある意味、日本文学的なホラーだった。
最期は、父と娘が何だか切なかった。
'13.08.17読書完了

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2013年08月17日

Posted by ブクログ

呪われた「黒い歯」を巡るホラー。過去の怨念、感染する呪い、引き起こされる災厄、と道具立ては完璧。これぞホラー! お化け屋敷プロデューサーだけあって、怖さのツボも心得られている感じです。
じわじわと強まってくる不吉感がいいなあ。そしてラストのしんみりとさえさせられるあの人の決断と、そしてさらなる災厄の予感。ぞくぞくさせられました。

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2013年08月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

陰惨な昔話、黒い歯、凄惨な死、感染する憑き物…
なかなかおぞましい感じで良かったです。
終わり方も正統派ジャパニーズホラーという感じ。
夏に読みたい一冊。

内容的には救いがなく
もっと何か手はなかったのかっていうくらい登場人物は無力で
基本的に怪異に対抗できてません。
終始ホラーに巻き込まれたただの一般人。
憑かれてしまう主人公はほぼ不幸と言って良い状況なのに
最終的には受け入れてしまうあたり後味は悪いです。

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2013年08月10日

Posted by ブクログ

前半はじわじわとした怖さがあったが中盤から密◯號の謎が解き明かされ、密の怨念にぞっとした。最後の終わり方は個人的には好きな終わり方。

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2019年02月14日

Posted by ブクログ

お化け屋敷プロデューサー初のホラー小説。
終始淡々としててあんまり怖くなかった。世界観に入り込めず、本を隔てた自分との距離感と温度差に苦笑い。
多分この話は音響効果や演出技術を施してこそ、最恐と化すのでしょう。
とは言ってもアトラクションまで真相究明に出向く勇気は毛頭ございませんが…。

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2014年01月07日

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