あらすじ
ザラ国に幽閉された若きシッダールタ(後の仏陀)は、「目なし」族から不老不死の霊水(アムリタ)と蛇魔(ヴリトラ)像の関係を示唆される。一方、剣士アゴンは、ザラ国が分裂に至った35年前の悪夢を知るや、恐るべき野望を胸に秘めた!人気作家渾身の超伝奇大河巨編、驚愕の第3巻!
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Posted by ブクログ
不老不死の霊水アムリタを求め35年前にザラ国に潜入したアクス達は、千年を生きる王の代弁者「目なし」族に接近した。王宮派、僧院派、革命勢力の対立の中、千年を生きる王ははたして存在するのか?霊水アムリタは?地下迷宮で見たものとは?獏さん渾身の伝奇巨編、第3巻
Posted by ブクログ
この巻の中盤で、35年前の事件がクライマックスを迎える。ザラ王への謁見に向かう、アクスの言動に注目である。陳夢龍が、ラダが、そして“鼠”が、どういった経緯でまたザラ王への謁見に挑むのかが明らかになる。見どころは、後半にある、シッダールタとマハムトとの心理問答である。命と体の結びつきについて、非常に興味深く、命について考えさせられる。