【感想・ネタバレ】涅槃の王(1)幻獣変化のレビュー

あらすじ

紀元前450年、若きシッダールタ(後の仏陀)は魔界ナ・オムの中心に聳える巨木・雪冠樹を目指していた。不老不死の鍵を握る“涅槃の果実”が十年に一度実を結ぶ大樹である。だが、廻りには異形の幻獣たちが跋扈していた…。著者の処女長編にして、空前のスケールで描く超伝奇「大河」小説の金字塔!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

マーサーカ王国宝物庫から蛇魔像が盗まれる。それを追うもの、追われ逃げるもの、それに加わりし若き仏陀シッダールタ!果たして蛇魔像に隠された秘密とは?獏さんが放つ超伝奇小説!

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2012年03月04日

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古代インドに実際に布かれていた身分制度(カースト制)に独自の解釈を加え、半身が獣と化した魔族と人間の緊張した世界観がまず目を引く。そこへ、シッダールタを始めとする主要の登場人物が持つ、本書の統一したテーマである「永遠の命」の捉え方が面白い。その個々の想いが、それぞれ深く錯綜するストーリー展開も、著者の持ち味の一つである。第一巻の「涅槃の果実編」は、当初、山岳小説にするつもりだったらしい。
「登る」話には違いないが・・・^^;

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2009年10月04日

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仏陀を主人公にした長編小説の序章。山あり、バイオレンスあり、と夢枕ワールド全開。【2】をこれから読むところ。

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2011年05月12日

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総ページ2763。覚りを開くための問答はクドサもあるが、波瀾万丈のストーリーテリングはさすが。不死の秘密が意思の力とヨガの呼吸法で二重螺旋を変化させるというのは、そこまで踏み込むとは思わなかったが。

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2010年05月15日

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文庫本なのにジャンプみたいに厚い。
1巻が第一部、2,3,4巻で第二部になっている。まずは1巻で様子見、面白ければ2巻に手を出すことを勧めます。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

夢枕獏と涅槃と言う言葉(ニルヴァーナから)が好きなのでなにげなく手に取ったのですが本当に面白い!!早く次が読みたくなる一作でした

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

完結しない作家夢枕獏のシリーズものでいまのところ唯一完結した作品じゃなかるか。
ちなみに主人公はシッダールダ(のちの仏陀)。
夢枕獏らしさが、前面にでててなかなか面白かったです。

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2011年09月25日

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