【感想・ネタバレ】嘘だらけの日中近現代史のレビュー

あらすじ

「そもそも中国は近代国家ではありません。近代国家の尺度で中国を判断するから見誤るのです」。――気鋭の憲政史研究者が「嘘にまみれた中国」の正体を明かす。

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中国について

一部、ご紹介します。

・中国史のパターンは
①新しい王朝の成立
②自分(皇帝)より強くなりそうな者、反対派を粛清する
③人減らしとしての対外侵略戦争
④皇帝の特権として、「漢字の一斉改変」「改竄歴史書の作成」
⑤生き延びた者の特権として、皇帝側近の跳梁
⑥人民の不満が高まることによる「秘密結社の乱立」「農民反乱の全国化」
⑦地方軍閥が中央に侵入。次の皇帝候補の将軍による易姓革命
⑧①へ戻る

・中国では「人を惨たらしく殺す」ことが権力維持の道具だ。則天武后然り、西大后然り。

・中国語で「3」より大きな数は「たくさん」。

・中国大陸で「皇帝」になれる条件はただ一つ「力」である。
勝ちさえすれば、どのような暴力・陰謀も正当化される。

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2022年09月30日

Posted by ブクログ

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「中国史は独裁の古代と殺戮の中世の繰り返し」に激しく共感。近現代ぐらいはちょっとは違う様相がみれるのかと思ったら、倉山氏の解説に沿ってもう一度歴史を見てみたら、やっぱり古代と中世の繰り返しw

また、20世紀は世界中が共産主義に引っ掻き回された時代といってもよさそう、と思った。

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2014年09月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あまり近現代史に興味はありませんでしが、ネットで著者を知り購入。

思わずほんとにそうだったのかと思わされる歯切れの良さがありました。
個人的に中国の歴史部分がいまいちでしたが、
日本の話でぐいぐい引っ張られ最後まで一気に読みました。

倉山氏の他作品も読みたくなりました。

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2013年10月27日

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