あらすじ
『花束は毒』の著者が放つ、“究極の選択”
かつてフィギュア・スケートの世界で競った塩澤と志藤。コーチの死をきっかけに、秘められた想いと互いへの猜疑心が疼き始める――。
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Posted by ブクログ
大前提として私はBL小説が好きでたくさん読んでいたことがあって、最終的にブロマンス(2人もしくはそれ以上の人数の男性同士の近しい関係のこと。Wikipediaより)最高〜!!になった人の感想だけど、本当に最高。1.2章は静かにストーリーが進むんだけど、3章に入ってからはページをめくる指が止まらない。お互いがお互いを想い合っているのって良いよね。あとどちらも犯人じゃなくてよかった。
サスペンスやミステリー要素は弱めだけど、勝手に憶測をたててハラハラドキドキできたから大満足!
Posted by ブクログ
個人的にすごくキュンキュンする小説でした
好きな対象が同性で生きづらい中でという葛藤も凄く華麗に想像できる文章で入り込めるほんと好きいってなる!
ミステリー要素はあんまり
普通に同棲の恋愛小説!
Posted by ブクログ
二人が互いに感じている想いが、とてつもなく綺麗だった。想いがどんな種類であれ、自分よりも相手を大切に想う。そんな相手は、一生をかけてもなかなか出会うことができない。
事件が絡んでいるため、その真相が明かされることによって、この関係が崩れて終わることがないよう祈りながら読んだ。だが、その過程すらも、二人の関係性を強くするものであった。どこまでも綺麗で眩しい。
Posted by ブクログ
【2026年39冊目】
フィギュアスケート界においてライバル同士であった塩澤と志藤だったが、塩澤は引退し、デザイナーとして歩み始めていた。ある日、共通の知り合いであり元フィギュアスケーターのアレックス・ミラーが自宅マンションから転落死したとのニュースが飛び込んできて――。
うーん、ごめんなさい期待外れでした。「花束は毒」が秀逸だったので、同じような感じを期待したのですが、最後まで「BL?」「いや、きっとこれまでが全て伏線だったかのような衝撃が来るはず!」と思いながら読んだものの、気づいたら解説ページに差し掛かっていました。
…何の話だったです?特にびっくりするような事柄とかも何もなかったですし、伏線回収みたいなのもなかったですし、マジで親友からの同性愛に綺麗に着地した感じの話でした。マジかぁ。
塩澤が勘違いしたところも「なんでそうなんねん」としか思えず、更に何かあるとおもったらないですし。…何の話だったです?
んー残念でした。
Posted by ブクログ
ミステリーではなく、メインは恋愛小説のジャンルに入ると思う。ミステリーだと誤読させるような仕掛けになっているので、意図的だろう。だとしたら、真相がアレなのは珍しいしちょっと切ない。
思うのは、視点が変われば、人物像は大きく変わるというところだ。シオから見れば、シドウはビックリするくらい論理的で整然とした人間に見える。シドウから見れば、シオはミステリアスな才能人だ。
そしてそれは、残酷な現実に折り合いをどうつけるのかという事にも関わってくる。内面ではいろいろ思っていても、他人からは「そう」見えてしまうのか。
この多面性が、ミラーの死の真相にも関わっていて面白い。だが、彼の内面を真に知ろうとするものはいない。それが、結末をより魅力的にしている。
(…ただ少し、パンチの足りない展開ではあるかも)