【感想・ネタバレ】ツール・ド・フランスのレビュー

あらすじ

世界最大の自転車レース「ツール・ド・フランス」のはじまりは、1903年。新聞の拡販キャンペーンとして実施されたことに由来する。そして、2013年6月29日から開幕する大会でちょうど100回目を数える。本書では、歴史を積み重ねてきたツール・ド・フランスのスポーツとしての魅力を、これまでの名勝負・名選手にまつわるエピソードから抽出し、歴史を育んできたフランス、ひいては欧州文化の土壌を紹介する。(講談社現代新書)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

日本でブームが起こる以前のツールの歴史がよくわかっておもしろい。ただ、度重なるドーピング問題でその栄光は地に落ちた。帝王として君臨したランス・アームストロングがその記録を抹消され、もはや過去の記録も眉唾ものになってしまった。その後も後を絶たないドーピングを撲滅しない限り、心からこのスポーツを楽しむことは難しい。

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2013年08月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

世界最高峰の自転車レース:ツールドフランスの魅力について書かれている本。この大会の始まりからその変遷、活躍した選手を網羅している。
自転車好きにはたまらないないようです。若干、選手名やチーム名が飛び交っていてわかりにくい(覚えにくい)部分もありますが、ツールの臨場感が伝わってきます。
付け加えるならば、選手の顔写真とか、戦っている場面の写真なんかがあるともっと魅力的な本になると思いますが、これ1冊で十分ツールのおもしろさ・魅力がわかるはずです。

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2013年07月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 ロードバイクを初めたのがきっかけで本書を手に取った。
 1903年が第1回という伝統のある大会であり、超過酷なレースである。マイヨジョーヌ(いわゆる、黄色いジャージ)をかけた選手たちのむき出しの闘志と連携、裏切りといった駆け引きがすごい。黄色は当時の新聞”ロト”(現在は”レキップ”)の紙面の黄色が由来とのこと。
 マイヨジョーヌをめぐる人間の死闘とスポーツにつきものとなってしまったドーピング、実に人間くさい競技である。
 2013年出版の書籍であり、著者にはその後のドラマも伝えて欲しい。

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2020年07月05日

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