【感想・ネタバレ】月魚のレビュー

あらすじ

『無窮堂』は古書業界では名の知れた老舗。その三代目に当たる真志喜と「せどり屋」と呼ばれるやくざ者の父を持つ太一は幼い頃から兄弟のように育つ。ある夏の午後に起きた事件が二人の関係を変えてしまう…。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

性別に関わらず何でも恋愛として解釈するのは嫌いだけど、これは流石にBLですよね…!!??LOVEですよね…!!!!
静けさ・寂しさ・切なさと清涼感・明るさを同時に感じさせる美しい文章で描かれる2人の関係性が…もう…あまりに素晴らしくて…完全に虜です…
とにかく情景描写が美しくて、その場の香りまで立ち上ってきそうなほど読者を物語の世界に引き込む力がある文章だった。

瀬名垣、めっちゃ真志喜のこと触るじゃん、、、後ろから抱きしめるシーン、はへっ??えっ??夢????幻??ってなりましたからね……間違いなくLOVEだ…泣泣泣
あと文庫書き下ろしやばくて泣泣
「撫でくりまわしてじっくり味わいたいし」⬅️!!??なんですかこれは泣泣泣ありがとう泣泣

「水に沈んだ私の村」も個人的に大好きな、青春×夏×花火で、ひと夏の思い出感が最高だった!!!

総じて言いたいことは一つ。
ありがとうございます、三浦しをん先生。

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2026年07月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一歩間違えたら古書の魅力に取り憑かれ蒐集という妙なる美酒に群がる餓鬼に変わる…

そんな世界で生きる真志喜と瀬名垣の友情とも違う密やかで甘美で謎めいた罪の共有とは…。
長らく積読でしたが冒頭オレンジ色の明かりの灯った古書店『無窮堂』にいざ入ってみると、古書と古書を愛する彼らの世界に引き込まれ一気読みでした。
母親の不在(今はいなくとも昔はいたはずなのに記憶の片隅にも存在しないような)が不思議だったけど気づけば些細な違和感になっていた。

少し引っかかっていた昨夜は「熱かった」 の意味、、
後で読み返して「そういうこと??」と、気づいた。
てっきりお互いに想いはあるもののプラトニックだと思っていたので、まだまだ修行が足りないようです(そのあたりちょっと疎い)
このふたりの物語、もっと読んでみたいとおもったけどシリーズ化はされてないようで残念。

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2026年04月22日

ネタバレ 購入済み

素敵な関係

とにかく、古書に魅了された2人の男性のいい関係が好き。
男性同士なんだけど優しい感じですごく好感がもてる。

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2014年10月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

サクッと読めてサクッと面白いお仕事古本屋ストーリーかと思いきやBLものが随所に出てきて、あれ?もしかして、、
最後には読者に確信

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2026年07月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

家に眠っていたのを発掘し読み始めた。

最初はブロマンスだと思っていたのだが、本の査定をしに行った翌朝の一言で、あれ?と違和感を抱き、察した。

結局これは最後の方に出てきた教師が書いた空想上の物語ということなのか、あるいは、その前の話があった上で今後も…と続いているのかよくわからなかった。ふたりって何歳だったっけ。

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2026年04月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本編から逸れますが。 最初は遺産目当てなのかとも思えた、美津子さんの亡夫に対する怖いぐらいの愛情に心臓つかまれました。本を収めた蔵を脳みそと例え、語る、美津子さんのくだりが好きです。 真志喜と太一の幼いときの全てが変わってしまった日も、真志喜の祖父の優しさが切ない。 序盤は淡々と進むことから性に合わないかと思っていましたが、中盤以降に一気に持っていかれました。きれいな作品。好きです。

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2026年03月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これからも2人幸せに暮らしてねとしか
真志喜には一緒に縛られてくれる瀬名垣がいたけど真志喜の父親はずっと孤独でこれからも閉じ込められたままなんだろうなと それぞれの家のDNAが行動に出てて面白い
瀬名垣がよく真志喜の髪を触るの良い

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2026年03月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

BL、ブロマンス寄りの作品だと聞いて購入。
確かに導入から「細い真志喜の首筋がうっすらと桜色に染まった」などおや?と思わせる描写がいくつか。

古書を愛する2人の物語。2人は過去のある事件から共依存のような関係性になってしまった。過去に囚われる2人が長い年月をかけ、古書を通じて問題に向き合う。

接的な表現はないがずっと匂わせてくる感じが好き。真志喜の思いが強いのかと思ったら瀬名垣も「所有欲も愛着も、本当はものすごくあることを自覚している。いつまでだって撫でくりまわしてじっくり味わいたいし、だれにも渡すもんかと、いつもいつも思っているんだ」と。

なにより解説のあさのあつこの「月魚によせて」がこの作品の全てをまとめてくれていると思う。これは最後まで読むべき。

「月魚という本に大きな感動や驚きはないがこの作品を読んだ後に思い浮かべる情景は月の夜だろう。
私たちの知らない世界にこんな世界があるのだとそっと教えてくれる。今日もきっと、 無窮堂の灯りが灯っているだろう。」

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2025年11月01日

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