【感想・ネタバレ】数学物語のレビュー

あらすじ

エジプト、バビロニアにおける数字の誕生からパスカル、デカルト、ニュートンなど大学者の仕事まで、数学の誕生と発展のドラマをやさしく解説。数学の楽しさを伝えるロングセラーが大きな文字、綺麗な図版の新版に!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

数学への愛とその愛情を少しでも共有したいという優しさがあふれる作品でした。

各世代の大数学者たちの逸話が散りばめなれて、ほっこりする。アルキメデスのエウレーカはヘロン王の王冠の鑑定方法を熟考していたのかとか、ニュートンのネコ偏愛大天才が子ネコのために新しい通り道を作ってあげようとするとかは愛情は人を盲目にさせるねとか。人間味を感じてしまう。

各用語の丁寧な解説がありがたい。メジャーな定理の証明は懐かしさを感じながら頭の体操といった感じ。数学アレルギーを緩和させてくれる処方箋ですね。

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2022年12月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「数学物語」4

著者 矢野健太郎
出版 角川文庫

p186より引用
“よし、うんと勉強して、きっと偉い学者になって、
みんなを見かえしてやろう。とそのとき決心したのでした。”

アインシュタインとも親交のあった数学者である著者による、
数学が古代文明や数学者の登場と共に発展する歴史を描いた一冊。
動物が数を区別できるかどうかから微分積分まで、
偉人達のエピソードと共に読みやすく書かれています。

上記の引用は、
ニュートンが子供の頃に成績が悪かった為、
組のほかの子にいじめられた事に対しての一文。
どの様な天才でも、
何もしていなければ普通以下なんでしょうか。
その後すごく努力したため、
勉強に面白さを見出したそうです。
何かの面白さがわかるまでには、
ある程度面倒な事も我慢しなければいけないのでしょう。
文庫版の元になった著書が出版されたのが1936年、
奥付手前に書かれてある通り、
いまではちょっとアレな表現がありますが、
こうして出版されているのは大変ありがたい事だと思います。

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2012年07月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

数学の基本的なことをコンパクトにまとめたいう印象

動物が数を認識できるかや、土人の数の数え方など、
とっつきやすいところから始まる。
こういう感じで進むので、読んでいて飽きない。
特に、楔形文字、ヒエログリフ、ローマ数字での
計算など、この手の本で他ではやっていないので面白い。

数学における偉人の話がちょっともの足らないかな。

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2012年07月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

数学大好き。
なので手に取ってみたが、、、
代数幾何や微分積分が好きだったわたしには
物足りない><
これは数の歴史や発展を理解するにはいい本だと思います。
でも数学が苦手な人には、、、後半はやっぱりむずかしいのかも。

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2011年04月03日

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