あらすじ
知の怪物 VS 五児の母政治家――。
【読書・読む力】読ませる本をステップアップさせていく秘訣
【書く力】文章は「起承転結」で書いてはいけない
【聞く力】「聞く力」を育てるには反復と暗記が重要
【話す力】「読む」「書く」「聞く」すべての能力が連関した「話す力」
【家庭学習】成績があっという間に上がる学習法
【習い事】習い事は習字がおすすめ
【受験勉強】「勉強のできる子」と「頭のいい子」は違う
【中学受験】毎日机に3時間向かわせる習慣をつける
【高校受験】志望校選びは偏差値+校風も見て
【大学受験】「入学歴社会」から本当の「学歴社会」へ
【社会人】数学を勉強し直すためにおすすめの本
【情操教育】保育園・幼稚園で宗教系をすすめる理由
【家庭環境】動物行動学から学ぶ子どもへの接し方
【ゲーム】大事なのはゲームより面白いことを見つけさせること
【社会で生きる力】お小遣いはお金教育の第一歩
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Posted by ブクログ
「舌切雀」の「絵本を読んでいる大人のほうは、多かれ少なかれ見た目で大きいつづらを選んで"失敗した"という体験をしているんですね。」に思わず吹き出した。
読ませる本、家庭学習、受験、環境などについて井戸さんの質問に佐藤さんがバンバン応えて行く。
あまりにも内容が多岐にわたって盛り込まれているので消化するのに苦労する。
一度読んだだけではすんなり入ってこない。
というか、佐藤さんが示しているのはあくまでも入り口なのでこれを受けてどうするかと悶々としているというか。
「採用基準」といい本書といい、日本の未来はそうとうに厳しい見通し。
・教養は「読む」「書く」「聞く」「話す」4つの力。
・読む本のステップアップ
絵本→神話→偉人伝
名作(時代が違うもの)は映像と連動
同世代の小説で追体験させる
・「点数がいい」「理解できている」「頭がいい」ということはそれぞれ別のことと親が理解していることが重要
・「理論力」を身につけると国語の問題は8割できる
国語ができるようになれば、すべての科目の成績が上がる
・「テレビとゲームは敵」
・物事というのは、8割を超えた後、そこから完璧なところまで近づくいていくには、特別な努力が必要になるんです。逆に言えば、どんな問題でも8割理解していれば、だいたい対応できるんです。
・教養のある人は闘志を隠します。教養とは隠す力でもありますから。
・教育の最終的なところは、社会人の教育でも、子どもの教育でも、結局は「信頼醸成」に尽きると思うんです。
どうやって信頼される人間になるか。あるいは人を信頼できる人間になるかというのは、どうやって騙されない人間になるかということと「裏と表」なわけです。
・「その先に子どもの幸せがあるか」ということを考える。