あらすじ
トイレの花子さん、口さけ女、夜に鳴り出す音楽室のピアノ……。子ども達が語る恐怖のうわさ話は何を訴えかけているのか。フィールドワークと文献を駆使し、子ども達の精神構造を民俗学的に考察する。
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Posted by ブクログ
このタイトルからでは、判らないだろうけど、民俗学の学術書。と、いっても非常に面白く読める。誰でも学校に通っていた頃は耳にしたはずの怪談を、元教師の著者が拾い集めて分析したそうな。とにかく、面白い。
Posted by ブクログ
「異人殺し」の話は小さな頃に友達から聞いたことがあった。「奪った指輪」や「旅の薬屋」から始まり、自分の知る「異人殺し」の話へ行き着くまでの間、心地の良い刺激のような恐怖を感じた。
お盆の間に読めて良かった。楽しかった。
Posted by ブクログ
タイトルが怪談話っぽいですが、民俗学の本です。
著者が教職の方で、実在の小中学生から話を採取してます。
口裂女や人面犬、あの有名な怪談まで、ルーツをさかのぼると昔の怪談にたどりつく!
読みやすいしわかりやすいし、面白いです。