【感想・ネタバレ】豊臣兄弟 天下を獲った処世術のレビュー

あらすじ

大河「豊臣兄弟!」より面白い日本史講義

今の日本に必要な「人を動かす」極意

* 人と技術に「投資」
* 「最速」は「最強に通ず
* 「稼ぐ知恵」を配る
* 「分身」を活用せよ
* トップ自ら「おもてなし」

大河ドラマより面白い!! 令和の太閤記

「豊臣ブラザーズ」の人生は学びが多い。(中略)
豊臣ブラザーズは永続して貴族になったファミリーの生まれではありませんでした。であるにもかかわらず、彼らは巧みに天下を獲りました。この国にあって、どのような生き方をすれば、いかなる性格を持ってすれば、このような出世の階段を駆け上がることが可能なのか。歴史家としては、この謎を解き明かして、世間の目にさらしたい衝動に駆られます。(本書「はじめに 歴史から得られるヒント」より)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

この本は内容が興味深いのはもちろんですが、「はじめに」で書かれているように、「古文書なり良質の資料を読み込んできた歴史学者が、人物評価の要点を提示して正面から論じる『史伝』が必要」という志で書かれているということに、さすがだなあと感銘を受けました。
歴史上の人物を評すると、「それは小説に影響されすぎだ」という向きもあります。しかし磯田先生は、政治は「感情でこそ動く」ことを大切にされています。無味乾燥な資料の羅列でも、フィクションの混じる小説でもなく、その中間を狙った本であることが、「はじめに」で述べられています。
そこで一気に引き込まれて、気付いたら読み終えていました。

磯田ファンとしては、千田嘉博先生と京の御土居に上るシーンや、光秀が山崎の戦いの時に本陣とした恵解山古墳で鉄法玉を掘り出すシーンなど、番組を録画して何度か見返している場面が随所に出てきて面白かったです。

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2026年01月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

良い。
歴史小説は面白いが史実を伝えているとは限らない。本人が残した一次資料は信頼性が高いが少なく秀長は特に少ないので後日の回顧録等が有力な資料となる。秀吉は多い。

0
2026年06月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

豊臣兄弟本、出自について弥右衛門と竹阿弥は同一人物説に傾いていたのですが、磯田先生の太閤素性記を残した人物への話を聞くと異父兄弟に思えてくる
φ(.. )メモメモ
著者土屋知貞は家光に仕えた旗本、父親は円都(えんいち)といい失明して今川家時代の家康に近習、そして北条氏政へと近侍していた記憶力抜群の情報通、知貞の祖母は浜松時代の秀吉に会っているし養母は中村時代の秀吉を知っていた、家康に嫁いだ朝日姫(秀吉妹)もさぞや昔話に円都を付き合わせた事だろう
要検討が必要な資料(古文書)にも書かれた背景や意味をくみ取り「論文」には採用せずともその時代の空気を解説してくれる『古文書マニア』の磯田先生の逸話はおもしろい

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2026年06月03日

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