あらすじ
「茶柱が立った、なんかいいコトありそう」都会に住むおひとりさま男子・椿太郎と幼なじみのバツイチ(ムスメつき)男・平岩との偶然の再会から、日常にささやかな変化が訪れる。平岩と史生の二人家族に椿くんが自然に溶け込み、少しずつ日々の彩りが増してゆく。人と人とのあたたかな交流とやさしい日常を細やかに描いたハートフルストーリー。
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Posted by ブクログ
大好きです。
何だか色々俗世離れしている椿くんと子連れバツイチの平岩くん、娘の史生ちゃんの三人のお話。
BLかと云われるとキスどころかそういった描写は一切ないのですが、だからといって萌えがない訳ではなく、キュンキュンきます。
史生ちゃんが椿くんに懐いたからというのもあるのですが、好きとか嫌いとかそういった恋愛的な繋がりよりも、家族として繋がっていく過程がのんびりほんわかと描かれています。
恋愛じゃないからでしょうか、全く不安要素もなく、この三人にはいつまでも一緒にいて欲しいなあと思わせてくれる一作でした。
読み終わった後にほんわかあたたかくなる一作です。