あらすじ
聞いて欲しい人が一人おるんです。政と聖を描く芥川賞候補作。早野ひかるは「先生」に打ちのめされ、銅鐸と土地の来歴を学び始める。ここではかつて罌粟栽培と阿片製造が盛んで、満州に渡って「陛下への花束」を編み、紀元2600年記念万博を楽しみにしていた青年がいた。いつしか昭和と令和はつながり、封印されていた声が溢れ出す。大阪と大陸で響き合う夢とロマン、恋愛政治小説。
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Posted by ブクログ
師匠の説話が言ってることの半分くらいよくわからないのだけど
わかる部分はとても本質をついていて
共感することが多かった。
おもしろかったという感想だが
書いてあるのことの半分くらいは読解できていない気がするので
また再読したい。
読解できていないのにおもしろかったと思わせてしまう魅力が
この本にはなんかある。
「夢とロマン、恋愛政治小説」とかそんな分類ではないのでは?土着民俗小説?
でもたしかに時空を超えるロマンはある。
主人公の「銅鐸の聞き比べしよ」という口説き文句が
とてもチャーミングで笑った。
Posted by ブクログ
芥川賞受賞作は、ぼんやりした作品も多いが、この作品は夢中で読み進めた。
生きがいを見つけることは良いことだけど、依存しすぎるのは良くない?
固有名詞が多いのもイメージが湧いて面白かった。
セリフのセンスが良くて、クスッと笑ってしまう場面も多かった。