【感想・ネタバレ】空白の戦記のレビュー

あらすじ

闇に葬られた軍艦事故の恐るべき真相、「戦艦武蔵」の極秘設計図紛失事件の後日譚、悲しくも痛ましい沖縄決戦の秘話……。戦記文学に定評のある著者が、正史にのらない埋もれた戦争の真実を掘り起して、巨大な戦争の陰の部分に生きた人間たちのドラマを追求する戦争秘録小説集。「艦首切断」「顛覆」「敵前逃亡」「最後の特攻機」「太陽を見たい」「軍艦と少年」の六編を収録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

人々が、戦争の、時代の影から逃れられずにいる。日の目を見ないままに消えていく。最終話がそれをすべて凝縮していた。

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2012年01月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 戦争を題材にした、著者の短編集。
 友鶴事件や、第四艦隊事件など有名な題材を扱っているのもあれば、事実を元にしたフィクションの「敵前逃亡」などもある。
 それも臨場感や、情感に溢れ、戦争のいろいろな側面に触れる事が出来ると思う。
 武蔵に関わったある少年を描いた、「軍艦と少年」がなんとも物悲しい。

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2011年09月22日

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