【感想・ネタバレ】WORLD WAR Z(下)のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

マックス・ブルックスによるゾンビ小説下巻。
いよいよ人類による反撃が始まる。よくあるゾンビものと同様、頭を潰すか吹き飛ばせば倒せるが、核は効かないとか、海の底でも問題なく動けるとか、でも寒いところでは動きが止まるとか、街が壊滅的な被害を受けているのに武器弾薬はどうやって製造しているのかとか、いろいろ微妙にツッコミどころは多々あるが、それでも非常によく考えられ、ある程度は納得のいく説明もなされている。下巻では日本人もようやくといった感じて登場するが、アメリカ人から見た日本人のイメージってこんな感じなのかなという、日本人から見るとやや違和感のある設定となっている。が、非常によく調べており、その点では評価できる。
最後まできちんとインタビュー形式を貫いている点もすごいと思うが、やはり細部は登場人物の主観にとらわれる結果、やや曖昧にならざるを得ない感があった。だからこそ、いわゆる通常の小説の体裁をとった物語としても読んでみたいと思った。

0
2015年08月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ゾンビとの闘いは、一体何のためなのか?
運よく生存したとしても、乾いた瞳に写りこむ光景に心を乱さずにいられるのか…
愛する人、見ず知らずの人にも等しく訪れる真実。
ゾンビの世界には欺瞞も差別も全くない。
幸せを感じることもないかも知れない。
でも、死にながら生きている存在なのには違いない。
違わなくても全く構わないのだけれど…

0
2013年11月19日

シリーズ作品レビュー

「小説」ランキング