【感想・ネタバレ】長崎奉行所秘録 伊立重蔵事件帖  フェートン号別件のレビュー

あらすじ

江戸時代の長崎を舞台に、奉行所の与力格・伊立重蔵が活躍する書き下ろしシリーズも、いよいよ最終章です。長崎に偽装したイギリス船が現れた「フェートン号事件」に、重蔵はこれまでに培った人脈──錺職人から裏社会の男、さらには阿蘭陀人、唐人まで──を駆使して立ち向かいます。銃弾も飛び交う激しい攻防の結末は? その時長崎奉行は? 出島を抱える町ならではの異国情緒を最大限に活かし、この町でしかありえない最大級のスケールでおくる、迫力の1冊です。

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Posted by ブクログ

本作の題名に在る“フェートン号”だが、これは実在した船である。1808年に長崎に現れ、オランダ船を装って近付いて来たイギリス船である…本作は、この史実に在る事件に着想を得た物語となっている…

本作で計6冊のこのシリーズ…「江戸時代の長崎」を背景に、「ならでは!」な“舞台装置”(=劇中の出来事)を設定し、「江戸から長崎」と流れて来た主人公が色々な人物に出会いながら、自らが負っていたモノに関しても“昇華”させていく…というような物語になっていて、非常に楽しめた!!

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2013年05月01日

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