【感想・ネタバレ】坊っちゃんのレビュー

あらすじ

さあ、きょうからおれも一人前の先生。張り切って着任した中学校だがまわりの教師が何だか変だ。臆病だったり、嘘つきだったり、小うるさかったり、いったい誰がまともなんだい――? 正義感あふれる主人公が、同僚の婚約者を汚い手を使って奪い取ろうとする教頭を徹底的に懲らしめるまでの顛末を痛快に描く。漱石の作品中、もっとも愛読されている一冊。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

登場人物の役回りがはっきりしていて、読みやすい野田と赤シャツはとにかく、腹が立つし、山嵐はなんだかんだでいいやつ。最低限の人数でここまで話をおかしくできるのは、本当にすごい。
正直ものが損をする、現代の問題と通じるものがあって面白い、教育上は、みんなと力を合わせようとか、嘘をついてはいけないとか教わるけど、
実際は世の中欺瞞に満ちているからやりきれない

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2026年03月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・社会人をさせられているので、こういうい嫌な奴おる(泣)と共感してしまった したくないよこんな共感…

・ストーリーだけ書き出すと、すげ〜基本嫌な話(最後ちょっとスッキリするが)なのだが、コミカルで読みやすい。主人公もなんだかんだかわいげがあり、ほほ笑ましく読める。かき氷代を取り返す(というとなんかあれだが)シーンは可愛くてとても温かい気持ちになるし、自分の非や苦手なところをスパッと認める潔さは気持ちがいいし、応援したくなる。文章がうまいとはこういうことか…と実感した。

・私は小説を読むときはストーリーに目がいってしまうのだが、夏目漱石の小説は毎度文章力に驚かされる。虞美人草は恋愛ものなのもあってか(?)、描写や表現がとにかく美しい、その分慣れるまで読みづらい

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2026年05月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

生徒が教師にあだ名を付けたり、からかったり、いたずらをしたりすることは、漱石の頃も今も変わらないし、教師同士だって、今も昔も、世間のほかの同僚たちと同様、つまらない意地やねたみや欲望をあらわにして、感心しない行動を繰り返すことも多いと思う。漱石は、そうした悪ガキたちや同僚教師たち(以下 彼ら)に対して、主人公「坊っちゃん」をどのような役回りとして描きたかったのか?彼ら「悪者たち」を懲らしめる「善/正義の味方」として描き、留飲を下げたかったのか?
(本書を採り上げた『100分de名著別冊 特別授業 夏目漱石「坊っちゃん」』(養老孟司著、以下「特別授業」)では、「漱石の作品には、たとえほかの人に知られなくても、間違ったことを嫌う江戸っ子気質の面が見られる」との指摘がある)

しかし、小生には、残念ながら、坊っちゃんがいくら抗議しても、彼らの方が「のれんに腕押し」と言った感じで「一枚上」だし、坊っちゃんも宿直中に温泉に行ったりと「隙を見せており」、必ずしも坊っちゃんをひいき目に見られない。
同僚から一銭五厘分の食事を奢られた後、ケンカをし、そんな奴に奢られたくないとばかりその一銭五厘を相手の机に叩きつける等と言う愚挙もいかにもおとな気がない。感情を鬱屈させて自己の内面に閉じこもったり、気の合った仲間内で愚痴をこぼすよりも、もう少しスマートに堂々と理非を述べ、それでもダメなら、今日ならハラスメントとして通報すると言う手もあるが、当時ならさっさと退職し、新天地に希望を求めるのが一番だったかもしれない。

江藤淳の解説(新潮文庫)によれば、なぜ漱石のみが、近代作家の中で、唯一の「国民的作家」になりえたかの理由は、江戸時代の名主階級の出である漱石が、自らの血肉に継承していた「江戸的な感受性と倫理観」つまり「善」と「美」の原理を肯定していたからとのこと。そのような原理を実際に体現する人間は現実には存在しないからこそ、漱石は、人間の真の姿である、そうした人間を描きたかったのだろうか?それは、丁度、山田洋治監督が描いた「寅さん」が、定職を持たず、「人並み」の生活に親しまない乍らも、私たちの心を打つ「善」と「美」の原理を持ち合わせていたことともダブっているように感じられる。

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2026年02月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

みきゃんの表紙きっかけに、有名な坊っちゃん読んでみた。
文体が慣れないから、少し読み進めにくかったけど、こんなお話だったのかと、知ることができました。

坊っちゃんとマドンナがメインかと思ってたけど、マドンナはほとんど出てこなかったし、想像していた人物像ではなかった笑

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2026年06月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

高校のころに読んだ「こころ」以来の夏目漱石作品。
昔やっていたスカッとジャパンを見ているみたいな感覚になりました!文学的意義があって、重たい作品なのかと思って、心して読み始めましたが、まったくそんなことはなかったです。主人公の破天荒さに驚きつつ笑いつつ、山嵐が仲間になってからは、赤シャツを倒してくれと応援してました。文学的意義がということよりも純粋に、とても面白く読めました。昔の人も今の人も悪者が倒されるストーリーって好きなんだなぁ。

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2026年05月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

昔の小説っていうものはどこか堅苦しいつまらない文章であるという固定概念があった。けど坊ちゃんは捻くれた奴で不器用な男でこんな人物像が昔に描かれてたんだーって思った。思ったよりも面白いし彼なりの正義感というものも垣間見れて応援したくなる。継母だっけ??との優しさに包まれた関係も良い。授業で読んだ。

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2025年06月03日

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