【感想・ネタバレ】ふわふわの泉のレビュー

あらすじ

浜松西高校化学部部長・浅倉泉の人生の目標は“努力しないで生きること”。文化祭を前に泉は、ただ一人の部員・保科昶(あきら)とフラーレンを生成する化学実験を行っていた。そのとき学校を雷が直撃!実験失敗と落胆する泉の眼前には空気中に浮かぶシャボン玉のような粒子が生まれていた。ダイヤモンドより硬く空気より軽いその物質を泉は“ふわふわ”と名づけ、一儲けしようと考えるのだが・・・・・・伝説の星雲賞受賞作、ついに復刊。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

偶然にも新素材「ふわふわ」を生み出した科学部長の女子高生が社長、後輩がNO.2となり、大企業を率いて妄想を次々と実現していくSF。それらしく書かれているふわふわの化学組成や物理反応みたいなことは勢いで読み飛ばし、雰囲気を味わう。
空中コミューンに出会って少し考えることがあってもあまり深追いせず、新素材に「ふわふわ」と名付けたテンションのまま突き進むのは小気味良かった。霧子ちゃんて(笑)。

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2013年08月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

尻P先生の代表作。
タイトルからして「楽園の泉」、展開も実に忠実な感じなのですが、
主人公がアーサー・C・クラークのもじりだとは気付かなんだ。

言わずと知れた楽園の泉リファインなのですが、
パクリという評価は見たことが無く愛される作品であります。
骨子がしっかりしてて話のスピード感があるのに、
体に漂うゆるふわ感がキモのような気がします。

ちなみに、一番キャラが立っているのは、
ついついテンションがあがっちゃう霧子さんと言う事でひとつお願いします。

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2013年07月16日

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