あらすじ
■前作では明かされなかった誰にでもできる
「お客様をつなぎとめる秘策」を公開!
発売と同時にたちまちベストセラーとなった
『あなたの会社が90日で儲かる!』では
お客の感情を味方にして
広告宣伝の反応をアップする方法を解説した。
お客様に売り込みに行くのではなく
逆にお客様から「あなたの会社に興味があります」と
手を挙げてもらう方法だ。
この方法によって
飛躍的に営業効率をアップさせた企業が続々と現れた。
■第2弾の本書『もっとあなたの会社が90日で儲かる!』は
集めたお客様をあなたのトリコにする、つまり
お客様を「ファン」に育てる仕組みについてノウハウを開示した。
「お客をファンに育てるだって?」
「うちの業界に当てはまるのかな?」
こんな声が聞こえてきそうだ。
だいじょうぶ。ご安心あれ。
このノウハウのベースになる「感情マーケティング」は
政治家から風俗店まで、ありとあらゆる業界が実践している。
感情マーケティングとは、お客さんの感情を
あなたの味方につける方法だ。
業界の仕組みではなく「人間の感情」にフォーカスしている。
だから、あなたのお客さんが“人間”でさえあるならば
じゅうぶんに活用できるはずだ。
■[もくじ]
第1章 同業者には笑われた。でも私の本が売れ始めたとたん……
第2章 お客さんの感情を味方につける方法
第3章 正直者が陥るビジネス常識四つの罠
第4章 エモーショナル・マーケティング実践編
第5章 感情マーケティングで、お客をトリコにする
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
チェック項目12箇所。集客は顧客とのコミュニケーション。失敗は当たり前、大事なのは8の失敗をできるだけ早く、お金をかけずに行う。はじめの一歩を踏み出すかどうか。費用効果的に見込み客を獲得し、見込み客を既存客にし、リピート購入してもらう。一番反応が得られない広告・・・自己満足広告=商品名+商品自慢(機能説明)+価格+連絡先。ニーズ・ウォンツ調査。ビジネスはかけざん・・・新規顧客の獲得=優れた商品・サービス×見込み客×制約するための知識。エモーショナル・マーケティングは人を行動させてこそ意味がある。想いを伝えるときは主語を「あなた」へ。営業の失敗・・・欲しくないときに売り込むこと、ほしいときに売り込まないこと。お客様との関係は恋愛に似ている。商品購入後のお礼や次の約束。企業からの商品情報を人は信じない、友達の言うことは信じる。
Posted by ブクログ
どんなビジネスでも当てはまる法則、
1、費用効果的に、見込み客を獲得する
2、見込み客を、既存客にする
3、既存客にリピート購入してもらう
目の前の人に売るのは交渉、説得術
目の前に引っ張ってくるのが、広告宣伝。
不安を煽る、報酬を煽る、
お試しより、無料モニターと言葉を変える。
需要があっても、欲求がないと弱い。
欲求は文章で煽る。
クロージングタイミングのはなし。
相手が欲しくない時に売り込みをしないこと。
カフェで、ど下ネタをしない!
部屋に呼ばれたら、カッコつけて我慢せず抱く!
相手が欲しい状況で、欲しい行動を取る。
顧客をリピートさせるために、教育する。
ポイントカードではすぐ限界。
顧客にファンになってもらうには、
購入の満足度、ライバルとの比較優位性、
サービスに思いを寄せる時間、がポイント
購入後には後悔が来る、バイヤーズリモリーズ
購入後3日後に再度お礼、
7日後にサプライズプレゼント、
17日後に更にサプライズプレゼント+アンケートのお願いなど(プレゼントが自然になる)
成功者でも10回に8回は失敗している。
行動することあるのみ!
Posted by ブクログ
あなたの会社が90日で儲かる!―感情マーケティングでお客をつかむの続編です。
装丁は、ショッキングピンクから、南国の空みたいなブルーになりました。
やっぱ目立つ、、、
前作に引き続き、認知不協和の仕掛けですよ!^^
前作『あなたの会社が90日で儲かる』の成功
『あなたの会社が90日で儲かる』は
発刊6ヶ月で5万部売れたそうです。
マーケティング関連書は、3000部も売れれば上出来とされているそうなので、ダントツですね。^^
神田昌典さんは今でこそ有名ですが、この本を出したときには無名でしたから、
まさに”感情マーケティング”の勝利ですよね。
できるだけ早くたくさん失敗すること
神田昌典さんが本の読者に約束できることが一つあるそうです。
「必ず失敗しますよ」
え~!?失敗?、、、失敗したくない、、、汗
でもそうじゃないんです。^^
失敗というのは1つのデータなのです。
例えば広告を出したとき、ダイレクトメールを出した時に反応が取れなくて失敗したことは、
「あるメッセージをお客に投げかけたときに何%のお客さんが反応してくれたのかというデータにすぎない」のだそうです。
要はデータを積み重ねていくことに価値があるんですね。
「失敗するのは当たり前」
「できるだけたくさん失敗するといい、それもなるべく早いうちに、お金がかからないうちに失敗するのがいい」そうです。
成功するためには、とにかくはじめの一歩を踏み出すことがなによりも重要だと。
行動しなければ何も変わらないですね。
売れる広告と売れない広告
前作『あなたの会社が90日で儲かる』にも少し書いてありましたが、
売れない広告とは、イメージ広告、
売れる広告とはレスポンス広告です。
レスポンスは反応という意味です。
例えば、
”無料サンプル差し上げます”
”無料モニター募集中です”
”お試しキャンペーン実施中”
といった”オファー”(提案)のある広告です。
お客さんから、電話なりメールなり資料請求なり、(現在だとオンラインでメールアドレス記入ですかね^^)
お客さんからの反応があるので、反応率を計測できる。
お客さんに「私、興味あります」って手を挙げてもらうことができるんです。
神田昌典さんは、イメージ広告のいいところといえば、
社員の福利厚生に役立つかな〜とか
社長の愛人を喜ばせるのに最適じゃない?とか、結構なけなし具合で笑えます^^;
大企業以外はイメージ広告はやってはいけないのです。
口コミの時代
商品情報があふれて、何を選んだらいいのか消費者が判断できなくなっている時代。
メーカーが、FC(フランチャイズ)形式で販売代理店を募集して、
商品の売り上げじゃなくて販売代理店の加盟料で儲けているって話がすごいです。コワイです。
代理店を募集するときに
「口コミで大人気です」といった切り口で誘って募集することがよくある手口なんだそうですが、
(信じちゃいますよね^^;)
そもそも口コミで売れる商品と、売れない商品というものがあるので、
「口コミで売れてます」っていうのを信用して、「そんなに人気商品なら儲かるぞ」って判断しないほうがいいよ、ということです。
またフランチャイズ契約するときには、
本部が集客のノウハウを持っているかを必ずチェックすることが大事。
商品や会社の良さを強調するだけのところは要注意だそうです。
退職金をつぎ込んで、第2の人生を歩もうと思ったのに、そのような会社にひっかかってしまったら、、、
コワイですね、、、
石を投げれば上場計画中
「数年以内に上場を目標としています」という起業家が多いとか。
その中には、ニセモノのベンチャー企業も多いそうです。
”計画だけなら誰でもできる”、ということですね。
「事業を起こすのにお金はいらない」と神田昌典さんは書いています。
資金が10万円しかなくても
10万円を100万円にできるのが本当の起業家だと。
資金を集めてそれを食いつぶしていくのがニセモノ。
10億円を100億円にするのがホンモノだそうです。
それでもどうしても開発資金のいる業態の場合は、
お客さんにモニターになってもらう方法を提案しています。
投資家を集めるよりお客さんを集めるほうがラクで、しかも近道なんだそうです。
”ビジネス会話の裏事情” っていうのがおもしろいです。
1つだけ引用すると、
[表] 「上場を予定しています」 → [裏] 「私、宝くじもっています。当たりますよ」
宝くじ当たらないよ〜^^;
ビジネスは足し算ではなく、掛け算。
どんなに優れた商品があってもお客さんを集められなければ、売り上げは0です。
お客の感情に沿った階段
お客さんがまだ欲しいと思っていないときに売り込みをすると、もちろんダメだけど、
お客さんが欲しいときに売り込みをしないこともダメです。
って当たり前のことを書いているようですけど、
多くの人が間違いがちなポイントなんだそうです。
やるときゃやる、、、です。^^
反応率で成否を決めてはダメ(ダイレクトメール)
ダイレクトメール1000通出して、10件の反応があった。
これは成功か失敗か、、、
たった10件か、、、って思った?ブ、ブー
・ダイレクトメール1通出すのに150円の経費がかかったとする。
・1000件通で10件だから、1万5000円でお客さん1件獲得です。
・お客さんはリピート購買で1年で5万円の粗利をもたらしてくれる。
これは失敗ですか?って話です。
18年前の本なので、ダイレクトメールの実例だけど、オンラインでも同様ですよね^^
21日間顧客感動プログラム
人は21日間の中で同じことを繰り返すと、習慣化するんだそうです。
21日間をすぎると日常化しちゃうそうなんです。
だから、お客さんとの関係が作れたら21日間が勝負です。
実際にこのプログラムをやってみた結果が公開されています。
実際に新規顧客の再購入率が格段にアップしていて、その効果を物語っています。
顧客感動プログラムは、お客さんとの人間関係を重視した方法です。
決して難しい方法ではないです。
そして実行すれば結果が出るすごいプログラムです。^^
人は感情で動くんです。
もちろん21日が過ぎたあとも定期的にコミュニケーションをとり、お客さんを会社のファンにしてしまうのですよ。^^
お客さんを育てるマーケティングですよ^^