【感想・ネタバレ】あなたの会社が90日で儲かる!のレビュー

あらすじ

■マーケティングの民主革命を起こした40万部超の伝説的ロングセラー

「ビフォア神田昌典」
「アフター神田昌典」

こんなフレーズが
ビジネス書の世界に存在するのをご存じだろうか。

いまや日本のトップマーケッターの第一人者たる
「神田昌典」という存在を世にしらしめたのが
この『あなたの会社が90日で儲かる!』だ。

初版は1999年12月。

■当時は「ビジネス書の表紙は白」という時代
“蛍光ピンクの装丁”が業界をざわつかせた。

「あんなものはビジネス書じゃない」

そんな業界関係者の批判をよそに
『あなたの会社が90日で儲かる!』は、飛ぶように売れた。
初版1万部はたったの6日で在庫がなくなった。
発売即重版。そして、重版、重版、重版……。

―たちまちベストセラーとなった。

―――――――――
なぜ、あなたは、この本を手に取りましたか?

タイトルが気になったから?
ピンクの表紙が目立ったから?
なんとなく無意識のうちに?
実は、この本には、あなたが、手に取るような仕掛けがしてあったのです。
ということは、あなたは、もうすでに、
エモーショナル・マーケティングの魔法にかかっているのです。
この本は、その魔法を公開します。
非常にパワフルな方法です。
実践してもらえば、ズバリ、あなたの会社を、90日以内に高収益企業に変えます。

神田昌典『あんたの会社が90日で儲かる!』まえがきより
―――――――――

本書は、こんな挑発的な一文から始まる。
このあとに続く1行は、こうだ。

―――――――――
しかし、パワフルな方法だからこそ、読まないほうがいい人がいます。
―――――――――

・・・ここですでにもう読者は「神田昌典の魔法」にかかっている。

■「まえがき」で明快にお伝えしている通り
本書で解説するマーケティング手法を実践すれば
「90日以内」に結果を出すことができる。

■発売以来、成功事例は事欠かない
・生徒数が急増。売上40%ァップ、広告費用は半減/(株)千葉教育フォ一ラム
・~2ヶ月で、エ事規槙の拡大と件数が増加/(株)青山
・DMヘの問合せ3倍、広告費用5分のーに/Acパ-卜ナ-ズ
・新聞広告反響約柑件が、 269件に/株式会社グリ一ンランド
・DMヘの資料請求数ヵゞ〝3倍増に/(株)エムアンドエスコ一ポレーション
・DMヒッ卜率80%以上。常連客からの紹介も増ぇる !/珈琲豆売り店 さかもとこ一ひ一
など

■いまやビジネス書のマイルストーンとされる本書。
のちのマーケティング本の多くが本書を源流としている、金字塔的存在。

日進月歩の技術進化、社会環境が激変するなか
『あなたの会社が90日で儲かる!』が
四半世紀にもわたって熱く支持され
世代を超えて読み継がれてきた理由が一読すればわかるだろう。

■[もくじ]
第1章 なぜ悪徳業者が儲かり、正直者は失敗するのか
第2章 元エリートの告白――エリートはこうしてあなたを罠にかける
第3章 エモーショナル・マーケティングの魔法
第4章 お客が自動的に生み出されるシステム
第5章 あんたの会社を高収益企業に変える

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Posted by ブクログ

ネタバレ

エモーショナルマーケティングは今、そしてこれから注目を集める販促手法である。このマーケティング手法に限らず、マーケティングとは何か、その視点にとってボトルネックがどこに生じているか、そして、それを解決するために何をすべきかを考えさせられる本


■人は理屈では買わない、感情で買う
■人がショールームに行くのはすでにほしいという感情が存在し、その感情を正当化するためである。
■営業マンの仕事は相手に気に入ってもらうためではない。売るために存在しており、そのためにすべきことを行えばよい
■ビジネスは単純に考えればよい
1)見込み客を費用対コストの視点で効率的に集める
2)その見込み客を成約させる
3)繰り返し買ってもらう仕組みを作る
■商品を販売する広告よりも興味がある人を集めるほうが圧倒的に楽である
■営業マンをつかって成果を上げるためには2つの視点が重要である
1)営業マンをプロフェッショナル化する
2)新人でも売れる仕組みを作る

0
2015年10月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

エモーショナル、つまり、感情がキーワード。

売り手と買い手は、本来は敵対しているような雰囲気になりがち。
そうならないように、無料サンプルやアドバイザーのようや形で力になり、関係を築く。

クロージングが早いと、顧客は気持ちが乗っていない。
チラシでも、いきなり買ってくれ!ではなく、問題提訴、顔写真で人柄、文章で考えを知ってもらい、最後にクロージング。


コンサルタントは成果報酬でどう?
と持ちかけると見分けられる。
成果報酬はガツンと貰える、けど無能は赤字。

25%オフ!より、4本買ったら1本無料!
のほうが売れる。
安くするより、オマケをつけるほうが喜ばれる。
営業プレゼンは、顧客のガードを高める効果がある。売りにきたやつ感が刷り込まれる。

広告のプロは、広告の効果を知っている。
けれど、商品のプロではないから、売り方や商品については詳しくない。
商品を売るプロではない。
大手に頼んで、失敗しても大手だから仕方ないと理由になっている。


書いたいお客様を探すより、見込み客を探す方がはるかに簡単。
サンプル送付とかはソレ。

最終的には、メッセージ性。
文章力もカギな気がする。

2000年以前の古い情報もあるので星4。
しかし、感情がカギになる点、得るのが先ではなく、顧客が先という内容は陳腐化しないと感じた。

0
2023年02月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

3ポイント
・見込み客を効果的に集める
・苦痛から逃れる側面を強調する
・一度に成約まで狙わない。ステップを設定
1アクション
・成約までのステップを設計する

0
2014年09月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

別に会社を持っていなくても、消費者の立場としても参考になるし、営業職の人や社会人としても参考になる。
・エモーショナルマーケティング
あなたの商品を売ってくれ
ただ商品を売り込む営業ではだめ。お客様の感情エモーションを刺激して相手の反応を誘発させる。そうするとお客さんから声がかかる。

・安売りはうれない:価値があれば買ってくれる
・しゃべらない:相手にしゃべらせる
・無料でやらない:断ると依頼がくる
・お客は神様、営業は奴隷は×
・商品を説明して売り込む×:まずは人間関係を売って安心をかう
・表現、レイアウトの差
・商品を販売する広告より、商品に興味のある人を集める広告
・そのうち客を大切に育てる
・押し売りは×、アドバイザー型○
・売り手の顔が見えるちらし
・お試しセット

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2014年08月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトル
エモーショナルがPOINT
読む目的や理由
神田さんの「不変のマーケ」を読み、
もう少し詳しく知ろうという意味合い。
読んだ感想
「人々は商品を理屈ではなく、感情で買う」=
言われなくてもわかることであるが、じゃあどうやってアプローチしていけばいいかが書かれている。
気になった点
・「営業マンは害虫にもなりうるし、天使にもなりうる。」→相手が今、どういった行動をとる段階なのかによって、営業の立ち位置が変わってくる。
・チラシの価値の不一致
  <企業サイド>商品品質×価格ドーン!
  <消費者サイド>その会社に任せられるか。好きか嫌いか。 商品説明はその後見るもの。

・広告を広告ととらえられると、反響悪い。
新聞広告に横文字を入れれば、広告だとすぐわかる。
ネットだと、もはや、検索画面の右側は広告ゾーンだってバレていて、無意識に無視しているような。

商品を購入するまでのハードルを下げる。
安いもの→高いもの
キーマンの意思決定不要→必須

最終目標まで一気に行くのではなく、
”こちらから”段階的にステップを踏ませる設計を考える。

自分に置き換えて何がしたくなった?

新しい学び(キーワード)

次のアクション
(アクションの達成日_年__月_日)

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2014年04月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・ビジネスとは?
 ①見込客を費用効果的に集める
 ②その見込客を成約して既存客にする
 ③その既存客に繰り返し買ってもらい、固定客にする
・すべての原点は、見込客を集める活動にある
・レスポンス広告(とイメージ広告)
 オファー(無料サンプル、お試し割引キット等)があるか
・お客がいればビジネスは立ち上がる。金がなくても、商品がなくても、人がいなくてもなんとかなる。ところが、この順番を逆にしてしまうとまったく立ち上がらない。
・新規事業を立ち上げるのであれば、まずお客を集めてほしい
・ダイレクトメールの3つのポイント
 ①売り込み臭がほとんどしない(訪問営業とまったく同じ)
 ②相手にとってリスクがまったくない(e.g.無料でサンプルをお送りしますので、送付する『許可を与えて』ください→相手の自尊心に直接的にアピール)
 ③次の行動を起こしてもらうために必要な情報はすべて与える(あいさつ、商品内容、取引するメリット、取引先実績リスト、店内ディスプレイイメージ等)
・本来の目的は、一人一人のお客と心の交流をもつこと。そのための手段としてデータを把握する必要がある
・お客を導くための設計図の3大ポイント
 ①広告宣伝では、商品を売ることではなく、興味のある人を集めることを徹底する(そのほうが圧倒的に簡単)→「いますぐ客」ではなく「そのうち客」
 ②お客から手を挙げてもらい、お客が自発的にステップを一段一段踏むことで、あなたの商品を購入する仕組みをつくる(感情を軸として戦略を立てる)
 ③成約にいたるまで、お客が自ら登れるスムーズな階段を用意する
・ニーズとウォンツ
 人間は必要性(ニーズ)だけでは商品を買わない。欲求(ウォンツ)がないと購買という行動に向かわない。ニーズの高低、ウォンツの高低でマトリックスをつくり位置づけを読み取る

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2021年03月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

目次
なぜあなたはこの本を手に取りましたか―エモーショナル・マーケティングってなに?
第1章 なぜ悪徳業者が儲かり、正直者は失敗するのか?
第2章 元エリートの告白―エリートは、こうしてあなたを罠にかける
第3章 エモーショナル・マーケティングの魔法
第4章 お客が自動的に生み出されるシステム
5章 あなたの会社を高収益企業に変える90日


170326断捨離

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2021年02月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

悪徳業者は、できるだけ高く売ろうとする。
正直者は、できるだけ安く売ろうとする。

本文より・・・この本を読んでいないほとんどの人は、商品や品質で集客力が決まると思っている。そこで売り上げをアップさせるために、値引きをしたり、景品を増やしたり、また夜遅くまで働こうとする。しかし、集客できる保証はない。集客に失敗した場合、努力した分だけ、マイナス効果になってしまう。
――
この本を読んで思った事・・・確かに、お客の立場になれば、その通りです。欲しくもないものを勧誘された場合、不愉快になるどころか、もう二度と、
そのセールスマンの顔を見たくなくなります。ですから、欲しいと思っていないお客に様に、欲しいと思っていないものを勧めるなんて最悪の状況です。当然、少しでも見込みのあるお客様に勧める方が、効率が良いのは当たり前です。では、少しでも見込みのあるお客様を集めるには、どうしたら良いのか?それを知りたい人は、この本を手に入れてくださいね。

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2013年04月14日

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