あらすじ
ウォール・ストリート・ジャーナル誌が選ぶ世界ナンバー1経営思想家であり、『コア・コンピタンス経営』『経営の未来』で有名なゲイリー・ハメル教授最新作。グローバル社会において求められるマネジメントとは何か。混沌とした状況で、いま、そして今後、何を指針としていくべきか。経営の大家が送る渾身の提言。
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Posted by ブクログ
経営戦略というよりは経営哲学書。
「仕事に就く際の5つの真実」として本書の冒頭部分に語られていることが一番印象的でした。曰く、
1. 未亡人である自分の母親が一生の蓄えをこの会社に投資している。
2. 上司は兄 / 姉。必要なときは迷わず進言し、決して諂わない。
3. 部下は皆幼なじみ。彼らの行いを好意的に解釈して、進歩を助けるために出来る限りのことをする。
4. 会社の主な顧客は自分の子供。喜ばせ、満足させる。
5. あなたには、自立できるだけの経済力がある。誠実でない行いをするなどということは断じてない。
確かに、自分自身が所属する組織はどこまでこれができるのか、と。あるいは、自分自身はどうなんだろう、と自省するところであります。
序文にも「むしろ、未来に適し、人間にも適した組織を築くための青写真を示す」とあるとおり、今後こういう組織を目指してはどうかという内容で、日々の業務の問題意識に重なる部分も多く。
参考として挙げられたモーニングスター社やHCLT社の事例は示唆に富むものでした。