あらすじ
ゲームシナリオの仕事が行き詰まり、逃げ場を求めるように応募した小説でデビューしたわたし。その反動で鬱になり苦しむ中で思い出したのは、子供の頃のこと。両親は折り合いが悪く、父は病と闘っていた。その中で生き延びるためにわたしは書き始めたのだった。自身の「夜明け」のため半生を正面から描き切った渾身の跳躍作。
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Posted by ブクログ
ひらがなで埋め尽くされた「ここはすべての夜明け前」が衝撃的なSFだったので、次回作はどうなるのかと読んでみたら、まさかの私小説。間宮さんのこの間のしんどさを知ることとなりました。
書くことだけが楽しかった子供の頃の自分、要領が悪く自分に似てると思ったのにがん患者の会では慕われていた父、高慢ちきな嫌な女と憎んでいたのに話してみたら愛おしく思えた母、最後の最後、なんとか過去の自分に落とし前をつけられたのかな、と思いたい。
次に間宮さんが何を書いてくれるのか。作品紹介にあるように、この作品が「跳躍作」となってくれることを切に願います。