【感想・ネタバレ】王様の速読術のレビュー

あらすじ

目を速く動かす必要も、特殊な技能も必要としない。ただひたすら速く読むだけでは、知識として活かせない。大切なのは知識の吸収。重要な二割を読んで、八割を獲得する『王様の速読術』。「専門書を短時間で読む」「試験に備える」「資格王になる」「一週間で専門家になる」など、目的別に速読術を使いこなすコツを紹介する。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

本を家来のように扱う
→ぞんざいに扱って良い訳では無い
→付き合う時間、タイミングを決める
必要な知識を持っていない人間に勝ち目はない
→知識は世代を超えて役立つ
重要な部分に時間を当てる
→勝ちに応じて公平に配分する
→興味を得られたら価値も高いということ
得たものを確認する
→最前はアウトプットすること

ーーーー
初回感想
著者の視点を確認する
パレートの法則(2割読んで8割理解)
平等でなく、公平でメリハリをつける
 →価値のないものに時間を平等に使わない
読まなかった部分に重要な部分があっても
「今の自分」に理解できなかったと割り切る
インプットの価値はアウトプット
読み直したくなったら読めばいい
1時間かかることもまず30分だけすぐやる
 →「いつか時間を作ってやろう」はNG
まとめ
目的の明確化
アウトプットの習慣づけ
続きやすいように目標は高くしすぎない

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2022年04月15日

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気がついたらなんとなくやっていた方法かも。気軽にできる速読術。アウトプットができていないのでやらないとなぁ。

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2022年01月30日

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■著者が扱っているメインテーマ
1冊30分でも必要な情報を吸収する読書術。

■筆者が最も伝えたかったメッセージ
もくじと写真読みで全体の構成を掴んで、
スキミング法で大事な2割を読み込む。

■学んだことは何か
読書の目的は、情報を得て自分の考えを作るためのアウトプットにつなげること。

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2021年03月06日

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ネタバレ

読み終わってすぐ実践してみたがたまたま読みやすい本にあたっただけかもしれないが速読の手応えを感じることができた。更に続けてみます。

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2017年11月19日

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ネタバレ

本を一冊理解するのに疲れ、読書ってそもそもどうやればいいの~?と迷って本書を購入しました。
自分は1字1句理解しようとしてましたが、本書では「2割読んで残り8割は読まなくてもいい」と断言してます。それが目から鱗でした。

印象に残ったのは2点。
①トピックセンテンス法
衝動買いで雑誌や本を買ってしまい、積んどくが増えてきてる私。それらを早々に読んでしまうためにはトピックセンテンス法がおすすめとのこと。大見出しや各章最初の1文だけを読んでいき、引っかかりを何も感じなければそこで読むのを終了してもいいそうです。引っかかりを感じれば本書に掲載されている速読法を用いて読破してしまえばいいとのこと。
これは是非ともやってみたい・・・!!


②専門家になるための読書法
仕事上、新たなキーワードや情報について詳しくなる必要が結構あります。大学職員である私は入試やGPA、運営費交付金などなど。そうしたキーワードに詳しくなるためには、まず10冊関連本を準備します。そのうち1冊は網羅的な本や入門書など、基本的な本とし、それだけはしっかりと読み込み、知識の軸を形成させます。そのうえで、残り9冊は例の速読法でパパッと読んでしまうと。


本書は王様からの教えという形で、ストーリー仕立てとなっており、楽しく読むことができますよ。

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2016年09月22日

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目を速く動かすとかいった速読のテクニックではなく、本を家来として王様の立場から速読する方法について書いてある。

大切なのは速く読めることではなく、その本から知識を吸収すること。100%の時間で100%を理解するより、20%の時間で80%を理解できたほうが効率が良い。

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2015年03月01日

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本はダイヤモンドの情報をいつでも提供してくれる優秀な家来。この家来を使いこなすのが優秀な王様、というわけだ。

時間を制限することで高まる集中力、アウトプットする事で定着するインプット、自分の直感と興味を尊重することで長く続けられる。

参考になった。

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2013年10月25日

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読書術そのものはフォトリーディングをベースにしたものを中心に紹介しているけれど、最大の特徴は「謁見時間」、つまり読書に充てる時間を限定しているところ。自身に根本的に欠けていたところであり、学びの多い1冊だった。最近、文庫化されたようです。

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2013年06月02日

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今までアンチ速読で、そんなことするなんて本がもったいないとまで思っていたが、この本で速読をしてみようかと思えた。
今までの自分の精読を振り返っても、具体的に何をインプットできたか?というところには疑問符が付き、結局わからなかった本がいくつもあった。それは、この「王様の読書術」で進められていた、本を読む前にこの本から何を学びたいのか?という自分に対する問いかけを設定していなかったからだと思う。
また、一回精読するよりも、3回速読するほうが時間もかからないし、深く内容を学べる。
この本のおかげで速読をやってみようと思え、本当に読んでよかったと思う。

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2013年04月10日

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役立った内容:最初にプレビューを行う、キーワードに注目する、2割を読んで8割を得る、トピック・センテンス法。著者の読書に対する考え方も共感できた。

第1段階では、プレビューを5分間行う。
o 表紙、目次、見出し、本文の図表、まえがき、あとがき
o 著者の目的(取り上げる理由)、視点(取り上げる内容)を理解する

第2段階では、5分間で全ページを写真読みしていく。
o 見開きを2秒ずつ眺め、大事そうな箇所を見当つける
o 自分が求めるキーワード、本から浮かび上がるキーワードに注意する

第3段階では、残りの20分を使ってスキミング法で読んでいく。
o 鳥のように高いところから見渡し、重要なところはきちんと読む
o 2割を読んで8割を得る

得た内容を確認する(check)

ブレインマッピング
o キーワードを書き出し、連想する自分のキーワードを書き足す
o ひとつのアイデアを1200字くらいにまとめる

トピック・センテンス法
o 各パラグラフの最初の文章のみを重点的に読む
o リード(見出し後の最初の段落):テーマが明らかにされる
o ビルボード(2番目の段落):テーマの重要性、結論が記載される
o キッカー(最後の段落):次の見出しに誘導する

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2018年10月31日

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10年ほど前に読んでいたものを読み直した。
この本を初めて読んで以降、色々と読書法に関する本を読んだせいか、また違った捉え方で読めた。

装丁から分かるとおり、とっつきやすい。
「王様」が、優秀な家来としての「本」との付き合い方をレクチャーする形式で書かれている。著者は速読に深く関わった方で、その集大成としての速読法を提示している。
5分のプレビュー+5分の全ページ写真読み+20分のスキミングで、合計で30分。
「1冊の本と付き合うのは30分と決める」という手法。

「情報を得たい点に狙いをつけて読む」「読む時間を決める」「キーワード読みをする」「アウトプットで定着させる」等、他の読書法でも触れられている方法もやはり記載あり。それに加え、この本はなぜそれが有効かという理由が、すんなりと入ってくる。
読書についての考え方を変え、より読書ライフ、もとい人生を豊かにできる1冊。

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2019年01月12日

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ネタバレ

自分の興味や関心の強いものから知識を形成していくことが近道。

いきなり最速で本が読めるような魔法の杖はない

第1段階プレビュー
5分間
第2段階写真読み
5分間で全ページを写真読み
見開き2秒でチェック
第3段階スキミング
残りの20分を使ってスキミング

著者の気持ちを察知する

この本と付き合う時間を30分と決める

パレートの法則はさまざまな分野で応用
イタリアの経済学者
わずか2割の人たちがその国の富の8割を所有している。

ヘルマン・エビングハウスの実験
記憶したことは20分後に42%忘れる
1時間後は56%、9時間後で64%、6日後は76%忘れる

ギネス三段ロケット法
プレビュー5分
スキミング15分
記憶学習法40分

目的をもって読書し、幅広い分野へ関心をもっていくことが大切

いい情報を得たらできるだけ早くアウトプット

速読術は貴重な時間を最大限にいかして価値を創造する技術

やる気を出すには自分の目的をもう一度考えてみる

右脳によるイメージで全体を把握する

経験共有型
比較的平易
質疑応答型
最初に主題が提示されるためキーワードが見つけやすい
情報提示型
必要以上に詳細にわたることがある
意見証明型
意見が先にある
技術証明型
先に結論がある。

アウトプットすることで知識は初めて役に立つ存在になる

多忙な人ほどわずかな時間を使って創造的なリフレッシュをしている

主体的な読書、主体的なアウトプット、主体的な人生。

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2018年12月01日

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王様とは、自分自身をさしていて、家来とは本のことをいっている。王様は家来を使って知識を吸収してアウトプットにつなげようという本。目的意識を持って本を読む。速読は、フォトリーディングと同様。

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2018年10月14日

購入済み

わかりやすい速読

図書館で気に入って即、ネットで購入。
 速読の方法を王様の業務と関連付けて、説明してくれているのでわかりやすい。おすすめ!!
ちなみに私が1番最初に覚えた速読の方法はこの本です。(いわゆるスキミング法、後は本を早く読むコツなどが書かれていました。)

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2021年02月01日

購入済み

なるほど~

早ければいってもんじゃないし、時間かければいってもんじゃないし、というのは確かに思います。じっくり読んでもその後頭に残ってるかというとそうでもないしね・・・。考えたことなかったけど、苦手なアウトプットを頑張りたいと思った。

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2018年02月19日

購入済み

目的意識

目的を持って主体的に読む、知識を得る、アウトプットするってことが肝要
速読はあくまで手段であって、その先にある「読むことで何を得たいのか」について目的別に読む手段を紹介している感じでした。
考え方、捉え方の意識改革に繋がったのでとても良かったです。

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2018年02月03日

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なるほどと思い、即実践。本は、後で気になったり、なんだっけってなったら、何度でも読み返せばいい。そんな当たり前のことを忘れていた。

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2018年01月04日

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1冊を30分で読む、という発想が良かった。
試しにやってみたら、自分が必要とするところに
集中できていいかもしれない。

まずは目次などを5分程度で読んで、本の言っていること、
どこら辺が自分にとって必要かを把握する。
そのあと、5分かけて各ページを2秒ごとで
ざっとめくっていくことで全体の様子を確認する。
このあと、必要なところだけを20分で集中して読む。

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2017年10月22日

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ネタバレ

再読
王様(先生)と家来(本)、他国(今の自分)になぞらえてのストーリー展開で読みやすい。
速読のテクニックだけでなく、本からの情報から知識にまとめアウトプットし、人生を豊かにするところまでつなげている部分は良かった。

・30分で区切って読む
・プレビュー5分、写真読み5分、スキミング20分
・プレビューで本の構造を理解する。目次、あとがき、帯、導入部等
・写真読みで重要な箇所やキーワードを心に残す。
・スキミングで重要箇所に降り立ちゆっくり読んで理解する。(森から木を見る)
・20%の時間で80%理解できれば、効率は4倍
・ネット、メール、新聞は逆三角読み
・その本を手に取った目的を頭に置き、読み込む。
・早食い大食いばかりでなく、重要な本や部分は味わい栄養にする。
・インプットして、加工して、アウトプットする事で初めて読書した意味がでてくる。
・レビューを書き、人に話し、文章だけでなく図に書いてみる。
・経験共有型、質疑応答型、情報提示型、意見証明型、技術証明型に応じた速読のしかたがある。
・本だけでなく、プレゼンや仕事にも同様の取り組み方で、情報収集や知識の定着を図ることができる。

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2017年03月04日

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ネタバレ

速読術のノウハウ本。効果はこれから実績して検証していくが、とりあえずノウハウとしてはシンプルで分かりやすい。プレビュー、写真読み、スキミングという3段階の手順で一冊の本を30分で読む事を目的としている。この本を読みながら実践してみたが、それだけでもかなり早くは読めた。これから続けていってさらにスピード、理解度を上げていきたい。
2割のスピードで8割を理解するパレートの法則に基づいた読み方で、残り2割は潔く捨てる事も大切。

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2016年01月24日

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ネタバレ

まずは対象の本を読む目的を明確にする事。なんとなく全ての内容を読んでいても時間の浪費になり、殆ど忘れるだけ。言われてみたらこんな当たり前の事に全く気づかなかった自分が恥ずかしい(*ノ▽ノ)

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2017年01月10日

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速読術を試験対策や小説への応用方法を知りたくて読書。

著者の説明する第三世代(フォトリーディングはここらしい)と第四世代の違いがよくつかめない。本書だけでは無理なのかもしれない。

理解度を深めるためには、多読とアウトプットのサイクルを確立すること。

特にアウトプットは重要。ここで感想を残すこともアウトプット。

目的の明確化させることと30分という時間にもこだわりたい。

より理解度を深めるためのアウトプットについても研究する年にしたい。
小説への応用は…、まだまだ修業が必要なのか。

読書時間:約45分

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2015年04月12日

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速読本初めて挑戦した、流し読みで。
速読のハウツー本は気が進まなかったけど、この本は速読の重要性やプレビュー→写真読み→スキミングと段階を踏んだ方法が気に入った。
アフトプットの大切さも納得だし、記憶に残りやすいアフトプット(色を変えたり図で表したりとか)はその通りだと思う。
一番心に残ったのは、繰り返し同じ本を読む必要を述べてたこと。やっぱ9日で6割ぐらい忘れちゃうやね。復習大事!

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2015年01月25日

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本は30分で読む。
①プレビュー
構造理解、目的を明確に
②写真読み
重要点の見当をつける
③スキミング
重要点だけを読み、価値がないところは飛ばす。

全体の2割を読んで、8割を理解する。
そして、読んだだけで満足せずアウトプットを行う。

内容、方法も分かりやすく、今後使って見ようと思った。
まずはひたすら30分で読んでみようと思う。

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2014年11月09日

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単純な目を速く動かす速読ではなく、「全体の2割を読んで大意を掴む」と言った速読術。

重要なのは時間、目的を決めて、メリハリを付けて読むこと。

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2014年06月14日

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本にはまとまりがある。

やること、の時間を決める。時間がきたらやめる。

80%の理解を20%の時間で。

平等主義ではなく、公平主義で本を読む。同じようにすべての本を読まない。

エビロングの記憶曲線。適度な復習が大事。

プレビュー5分、スキミング15分、記憶学習40分。
これを何回も繰り返す

基本書を一冊、全文を熟読する。その他の9冊を斜め読みして補足する。

書店でもプレビュで売れ筋を把握する。これは書店にいかないとできない。

見出しと1行目だけで判断する。逆三角形のような重要度。

ルーブル美術館を全部見ようとしたら数日かかる。しかし半日ツアーもある。アーサー王の伝説も本筋に関係ない事柄が延々書いてある。
ルーブル式、アーサー式を意識して、関係ないところ、興味のないところは思い切ってすっ飛ばす。

情報は知識にしてアウトプットする。
情報と知識の違い。
情報は魚=新鮮なほどいい。知識は寿司=加工が命。

目的を明確にすれば集中できる。

自分の人生目標と価値観を明確にすれば、読みたい本が自然に目につく。

いい情報を得たらすばやくアウトプットする。ブログ、メールマガジンなど。

計画という名の先送り、明日でもいいや、というもったいなさを乗り越える。30分かかるものを5分だけでも、できるところまでやる。

TPOに合った速読術。
キーワードだけを読む、メインアイデアを探し出す、トピックセンテンスで要点把握、

アウトプットが増えれば豊かになる。

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2013年11月26日

Posted by ブクログ

2割の時間で8割の内容を理解する。
最初は大事なポイントが抜けていないか、頭に内容が残ってるのか、不安になるけど、気になるところは読み直しても十分時間のお釣りが来る。

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2013年10月02日

Posted by ブクログ

家来の時間には合わせない。ワシはワシの時間で動く。
気づいたらテレビや他人の時間に合わせがちな自分にはっとする。まず時間を決めて、タイムリミットがきたらやめる。それができるようになったときのスッキリ感、ずっと続けたくなる。

つまらぬものに長く関わるクセをやめ、役立つものを早く効率的に発見したい。

本は体系的な知識を得るのにぴったりだなと最近思う。ネットがこんなに発達しても、本の役割はそこにある。


知りたい専門分野について、10冊は読め!というとこについて。基本書のチョイスがこの場合、カギだな。

いつか、は永遠に来ない。ならば今!その心で生きたい。

本を並べておけることのメリットは、そうだな。と思うけどスペースとの戦いなんだよね。。むむむー。

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2013年04月14日

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"いつのまにか速読が目的となっている人へ"

【選書理由】
速読に関する本が読みたかった&表紙に惹かれて。

【感想】
速読本によくある眼球トレーニングは、この本にありません。
物語風な文章は読みやすく、でもメッセージは伝わってきます。
速読は目的ではなく、手段です。王様ありがとう!!
あと、「知識の独占」がいけないことだと改めて実感しました。

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2019年01月16日

Posted by ブクログ

この本を読んだのは2回目になりますが、こんなにわかりやすく面白い速読術の本はないと思います。隣の国から訪れた若者に、王様が速読のやり方や考えかたを教えていく物語風です。

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2019年05月05日

Posted by ブクログ

220ページ/15万字/40分/分速3740字

これまでにあちこちで見かけた速読術が一冊にまとまっている。大きな驚きはなかったがわかりやすい。

極論すれば「拾い読みの精度をいかに上げるか」ということか。そのための準備やテクニックについてわかりやすく解説してある。

本の構成も速読に適したスタイルで書かれているので、この本自体が速読しやすい。けっこうな速度で読み進められたが、もともと速読についてある程度の知識があったからこそ、そのようにできたようにも思う。その意味では同じ分野の本を読むほど、理解の速度が上がるというのはそのとおり。新しい分野の知識を得るためには10冊選び、その中からさらに基本となる2冊を熟読し、残りは拾い読むというも効率的だ。

やはり小説は速読には向かない。漱石の『こころ』を速読してどうする(笑)。ただし小説でもすべての箇所が読みたい内容か、というのはたしかにそのとおり。読み始めていまいち気分が乗らない小説などはアクセルとブレーキを使い分けてまずは最後までざっと読み、再読したくなるかどうかを見極めるのは有効な読み方だろう。

一方でビジネス書やノウハウ本などにはかなり有効。まず速読して、そのあともう一度読み直せばおおよそのポイントは理解できるだろう。それでも最初から精読するのに比べればかなりの効率で読めるはず。

そもそも精読したからといって一度ではそれほど多くのことが頭に残るとは限らないし。だとしたらやはりまずは一度ざっと読み、再読する必要があるかを見極めることが大切だろう。

あと、なんのためにその本を読むかという目的意識の大切さについて何度か触れられているが、これが一番大切。それが分かっているかどうかで頭に残るかどうかが大きく変わってくるように思う。

なにより、早く読むには老眼鏡が必須じゃて(笑)。

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2019年06月25日

Posted by ブクログ

本書では、王様と、隣の国からやってきたスパイとのやり取りを通して、速読の方法、効能について説明していく。通常、速読といえば眼のトレーニングなどをしなければならないが、この本にはそのような解説は無い。実際にこれで速くなるかどうか、3冊試してみたが、今のところ効果はない。

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2018年10月23日

Posted by ブクログ

暗い国(クライコク)の民は、明るい国(アカルイコク)の王様に弟子入りするのです。
明るい国はなぜこうも栄え、民たちは幸せそうなのか、その秘密を探るため。
ーと、速読の本でありながら、そんな逸話が挿入されていて、
物語的にも読めます。


肝心の速読法としては、5分で本のプレビュー、5分で写真読み(見開きを2秒で眺めていく)、
あと20分で本の内容を読む(スキミング)
=30分で本を読んでいこう、というもの。


小説は別として、実用書なら、たしかにこの方法で概略をつかめるかもしれません。
精読で100%の理解をするより、
「重要な2割を読んで、8割を理解する」というのも大切なところ。
最初の段階としては、この2割を捨てる勇気も必要かもしれません。


そして、アウトプットも大事。


本書全体を通して、プレビューから始まり、アウトプットまで、
「本を読む」ことに主眼を置かず、
「知識を習得し、それを活かす」ことに特化した技術が体系的に学べました。

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2017年03月21日

「ビジネス・経済」ランキング