あらすじ
目を速く動かす必要も、特殊な技能も必要としない。ただひたすら速く読むだけでは、知識として活かせない。大切なのは知識の吸収。重要な二割を読んで、八割を獲得する『王様の速読術』。「専門書を短時間で読む」「試験に備える」「資格王になる」「一週間で専門家になる」など、目的別に速読術を使いこなすコツを紹介する。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
本を家来のように扱う
→ぞんざいに扱って良い訳では無い
→付き合う時間、タイミングを決める
必要な知識を持っていない人間に勝ち目はない
→知識は世代を超えて役立つ
重要な部分に時間を当てる
→勝ちに応じて公平に配分する
→興味を得られたら価値も高いということ
得たものを確認する
→最前はアウトプットすること
ーーーー
初回感想
著者の視点を確認する
パレートの法則(2割読んで8割理解)
平等でなく、公平でメリハリをつける
→価値のないものに時間を平等に使わない
読まなかった部分に重要な部分があっても
「今の自分」に理解できなかったと割り切る
インプットの価値はアウトプット
読み直したくなったら読めばいい
1時間かかることもまず30分だけすぐやる
→「いつか時間を作ってやろう」はNG
まとめ
目的の明確化
アウトプットの習慣づけ
続きやすいように目標は高くしすぎない
Posted by ブクログ
本を一冊理解するのに疲れ、読書ってそもそもどうやればいいの~?と迷って本書を購入しました。
自分は1字1句理解しようとしてましたが、本書では「2割読んで残り8割は読まなくてもいい」と断言してます。それが目から鱗でした。
印象に残ったのは2点。
①トピックセンテンス法
衝動買いで雑誌や本を買ってしまい、積んどくが増えてきてる私。それらを早々に読んでしまうためにはトピックセンテンス法がおすすめとのこと。大見出しや各章最初の1文だけを読んでいき、引っかかりを何も感じなければそこで読むのを終了してもいいそうです。引っかかりを感じれば本書に掲載されている速読法を用いて読破してしまえばいいとのこと。
これは是非ともやってみたい・・・!!
②専門家になるための読書法
仕事上、新たなキーワードや情報について詳しくなる必要が結構あります。大学職員である私は入試やGPA、運営費交付金などなど。そうしたキーワードに詳しくなるためには、まず10冊関連本を準備します。そのうち1冊は網羅的な本や入門書など、基本的な本とし、それだけはしっかりと読み込み、知識の軸を形成させます。そのうえで、残り9冊は例の速読法でパパッと読んでしまうと。
本書は王様からの教えという形で、ストーリー仕立てとなっており、楽しく読むことができますよ。
Posted by ブクログ
自分の興味や関心の強いものから知識を形成していくことが近道。
いきなり最速で本が読めるような魔法の杖はない
第1段階プレビュー
5分間
第2段階写真読み
5分間で全ページを写真読み
見開き2秒でチェック
第3段階スキミング
残りの20分を使ってスキミング
著者の気持ちを察知する
この本と付き合う時間を30分と決める
パレートの法則はさまざまな分野で応用
イタリアの経済学者
わずか2割の人たちがその国の富の8割を所有している。
ヘルマン・エビングハウスの実験
記憶したことは20分後に42%忘れる
1時間後は56%、9時間後で64%、6日後は76%忘れる
ギネス三段ロケット法
プレビュー5分
スキミング15分
記憶学習法40分
目的をもって読書し、幅広い分野へ関心をもっていくことが大切
いい情報を得たらできるだけ早くアウトプット
速読術は貴重な時間を最大限にいかして価値を創造する技術
やる気を出すには自分の目的をもう一度考えてみる
右脳によるイメージで全体を把握する
経験共有型
比較的平易
質疑応答型
最初に主題が提示されるためキーワードが見つけやすい
情報提示型
必要以上に詳細にわたることがある
意見証明型
意見が先にある
技術証明型
先に結論がある。
アウトプットすることで知識は初めて役に立つ存在になる
多忙な人ほどわずかな時間を使って創造的なリフレッシュをしている
主体的な読書、主体的なアウトプット、主体的な人生。
Posted by ブクログ
再読
王様(先生)と家来(本)、他国(今の自分)になぞらえてのストーリー展開で読みやすい。
速読のテクニックだけでなく、本からの情報から知識にまとめアウトプットし、人生を豊かにするところまでつなげている部分は良かった。
・30分で区切って読む
・プレビュー5分、写真読み5分、スキミング20分
・プレビューで本の構造を理解する。目次、あとがき、帯、導入部等
・写真読みで重要な箇所やキーワードを心に残す。
・スキミングで重要箇所に降り立ちゆっくり読んで理解する。(森から木を見る)
・20%の時間で80%理解できれば、効率は4倍
・ネット、メール、新聞は逆三角読み
・その本を手に取った目的を頭に置き、読み込む。
・早食い大食いばかりでなく、重要な本や部分は味わい栄養にする。
・インプットして、加工して、アウトプットする事で初めて読書した意味がでてくる。
・レビューを書き、人に話し、文章だけでなく図に書いてみる。
・経験共有型、質疑応答型、情報提示型、意見証明型、技術証明型に応じた速読のしかたがある。
・本だけでなく、プレゼンや仕事にも同様の取り組み方で、情報収集や知識の定着を図ることができる。
Posted by ブクログ
速読術のノウハウ本。効果はこれから実績して検証していくが、とりあえずノウハウとしてはシンプルで分かりやすい。プレビュー、写真読み、スキミングという3段階の手順で一冊の本を30分で読む事を目的としている。この本を読みながら実践してみたが、それだけでもかなり早くは読めた。これから続けていってさらにスピード、理解度を上げていきたい。
2割のスピードで8割を理解するパレートの法則に基づいた読み方で、残り2割は潔く捨てる事も大切。