【感想・ネタバレ】なぜ、日本では本物のエリートが育たないのか?のレビュー

あらすじ

日本では優秀なのに、海外で評価されない理由――それは、英語力やMBAを超えた「評価基準」を知らないからだ!【グローバル化に脅え、まずは英語力とMBAだと思い込んでしまう人たちに読んでもらいたい!】私は、約20年のビジネス経験から、日本(日本企業)では優秀だと評価される人材が、海外(外資系企業)に行くとまったく通用しなくなってしまう現実を見てきました。もちろん、語学力や資格はあるに越したことはありませんが、日本人がグローバル化に対応できなくなっているのは、それが本質的な理由ではありません。必要なのは、英語力とMBAを超えた「3つの力」だと考えています。私自身、30歳で外資系に転職してから、たった5年でマネージングダイレクター(役員待遇)、その後、取締役まで昇進することができたのは、この3つの力に気づき、活用してきたからです。日本で生まれ育ち、大学時代の英語の成績はBかCという状態からスタートした私にもできたのですから、みなさんも今からでも遅くありません!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

答えはひとつじゃないことを知ること
理論と枠組みを身につけること
(多様性をマネジメントするために)対話力を磨くこと

が必要である。

0
2013年05月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

福原さんの講演を聞き、この本を手に取った。
福原さんは、海外経験が豊富で、金融の世界ではかなりの実績をお持ちであるそうだ。そんな方が、海外の文化、習慣、ビジネスなどを通じ、経験してきたこと、思うことを様々な事例から述べてくれている。
日本人との違いや、現実問題、日本人のどういうところが通用していなく、立場がどう変わって、何が足りず、どうしていけばよいかを、教育の観点から多く書いている。例えば、入試問題で、海外では答えのない問題、日本は答えがあり、その深さを追及してるだけというのが印象的だった。

「黄色い二重線のエリアに駐車したら死刑。すると、違反者はいなくなった。この法律は有効か。」

このような問題が出るらしい。マイケルサンデルの問いかけみたいだ。

私自身、今まで受けてきた教育で、知的好奇心が刺激された感じもしない。特に、自分とは何か、自分の意見とは何で、それはどういった考えからできてて~、とか相手にコミュニケーションするということをたくさんしてきた気がしない。それはやはり日本の教育が記憶力重視で(TVのクイズ番組なんかほとんどそれ)、さらに自分自身を知る、考えるための哲学教育を受けていなかったからかなぁと思った。

知識があるのももちろん大事だが、それをどう自分なりに咀嚼し、使っていくか、福原さんの講演、そしてこの本をきっかけに、考えようと思った。まずは、哲学を勉強しようと思う。

0
2013年01月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

実際に日本から海外び出て、仕事をしてきた著者が、そこで感じたの日本の教育と海外の教育を比較して、世界でも通用する働きかたを伝授

日本だけで生活していると当たり前のことが世界では通用しないし、だから世界で活躍できるエリートも育たない

穴埋めや記憶力だけでない世界の教育

自分の意見を持ち
リスクを恐れず
オリジナリティを持つ
答えはひとつではない
英語ができても相手に伝えつ対話力がなければ意味がない

留学は自分が世界のマイノリティと認識すること

それでも日本人は優秀だし、世界に流されず日本らしさを大事にしていくべきだと思う。
ただこういうグローバルな世界を感じて仕事していくことは大切に

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2015年02月28日

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