あらすじ
ベテランも新人も、今日から仕事への取り組み方や考え方がすぐに変わり、一生役に立つ「指針」となる一冊。東大×MBAで30代でライフネット生命保険の副社長になり、ダボス会議の「ヤング・グローバル・リーダーズ2010」に選出された著者が初めて語る、仕事における原理原則とその具体的方法。
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これから社会人になる方、現在社会人一年目の方は、絶対に読むべきビジネス書。仕事の基本や原理原則がわかりやすく書かれた良書です。これから社会人になる方は、「仕事についていけるだろうか」「社会人としてやっていけるだろうか」など、様々な悩みがあると思います。そんな悩みを和らげてくれる一冊です。
自分は現在社会人一年目です。入社する前に本書を読み、できそうなことから取り組みました。挨拶やコミュニケーションの取り方など、基本的なことですが大事なことが書かれていると感じます。最近読み返してみたのですが、まだまだできていないことが多々あると感じました。本書は社会人になってからも使えるし、仕事に躓いたときに読み返すと、解決のためのヒントを教えてくれる本だと思います。
これから社会人になる方、仕事に悩む社会人の方はぜひ手に取ってみてください。
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Posted by ブクログ
基本的なことが盛りだくさん、でも基本って忘れがちだよね、だから新入社員だけじゃなくて年次重ねるたびに初心を忘れないために何度も読み返したい
『経験を可能な限り短いサイクルで回し、自分の中に多くの経験値のストックを増やせるか』
『アスリートは気の遠くなるほど単調な基礎練習を繰り返すもの』
『見方を変えることによって、あなたが向き合う仕事はまったく違うものとして見えてくるはず』
『質問はメモを見せながら』
『Always be a student』
『叱られたら意味を見出せ』
『幹事とは、特権を得ること』
Posted by ブクログ
1. 社会人としての基本を徹底する
•あいさつは大きな声でハキハキと
•何があっても遅刻をしない
•メールは24時間以内に返信する
→ 目的はメールを送ることではなく、重要なことを確実に伝えること
•いつまでに/なんのためにを確認する
•合意したことをまとめ、書き出し、確認する
•敬語は外国語だと思って覚える
→ 間違った敬語を使っていたら直してもらうようお願いする
2. 思考力と行動力で成長する
•自分なりの仮説を立ててから質問する
•会議では必ず発言をする
→ 意見を言う若者は重宝され、チャンスが巡ってくる。どんな付加価値を提供できるか考え続ける(数をこなして現場感覚を身につけるなど)
•上司でも同期でも、いいなと思ったらすぐに真似る
•情報は原典に当たれ
•脳に負荷をかけて、鍛える
→ ただインプットしているだけでは意味がない、常に自分の仕事との関連付けを行い、アウトプットに繋がるように利用する
•目の前だけでなく、全体像を見て、つなげる
例) 財務諸表を過去5年分読み込み、その変化を分析する、業界の動きをマクロの視点でみる、役員や社長など既にその視点を持った人と話し合う
3. 段取りとアウトプット力を磨く
•予習/本番/復習は3:3:3
•情報はファイリングすることが目的ではなく、使わなければ意味がない
→ アウトプットを想定してメモをとる
•じっくり読む価値のない本は読むな
•ビジネスは総力戦。周りの人たちを総動員させ、早く、質の高い仕事をする
4. 人間関係の築き方と心構え
•仲良くなっても距離感は少し遠めにしておく
•人の悪いところをみるのではなく、良いところを発見して、その部分を尊敬する
→ 苦手な部分は単なる特徴と捉える
•感動はためらわず、具体的に伝える
•社内外にかかわらず、仕事に関係のない人とランチせよ
5. ミスとの向き合い方
•ミスをしたときは、感情をオフにして、論理的に再発防止の仕組みを考える
6. 体調管理も仕事のうち
•ビジネスマンはアスリート。睡眠、食事、運動を意識して、日々リセットし、毎朝最高のコンディションで職場に向かう。必要とあらば堂々と休む
→ 集中のピークをどこに持ってくるかペース配分する
7. 社内との適切な距離感
•同期とは付き合うな
→ 社内のゴシップや傷の舐め合いになり、視線が内に向きやすくなる。夜の自由な時間はできるだけ社外の人と付き合う。
•社内の人と飲みに行くな
→ 少し早く出社するなど、飲まなくても仲良くなれる
8. チャンスをつかむ感度
•カバン持ちはチャンスの宝庫