あらすじ
三度の飯より寝るのが好きで、長屋一の怠け者と噂される屋根葺き職人の半次。大好きな酒で奉公をしくじり、日傭取りで口を糊する牢人の十兵衛。情に厚い二人は、消息を絶った長屋仲間の娘を探し回るうち、驚くべき陰謀を突き止める。だが所詮、素人の探索。深追いした代償が思わぬ災禍となって長屋に降りかかった。新シリーズ、第一弾!
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典型的な江戸下町モノ
典型的な江戸下町モノである。この江戸時代 江戸下町を舞台にすることには手慣れた作者の作品だけに、時代考証などに不自然なところはないのかと思う。ストーリー内容は大変良くありそうなパターンで、それほど深いものもなく ひねりが効いているものでもない。まあ無難な量産品かな。
Posted by ブクログ
鳥羽亮「ふきだまり長屋大騒動」、半次と十兵衛捕物帳シリーズ№1、2012.12発行。若い娘のかどわかし事件が多発。ふきだまり長屋の娘、お初も。朝寝坊でなまけ者の半次と飲兵衛の十兵衛が立ち上がります。