【感想・ネタバレ】お面屋たまよしのレビュー

あらすじ

面作師のもとで修行する太良と甘楽。面とはふつう、縁日で見かける、子どものおもちゃを指す。けれども、いにしえから続く面作師は、縁日で売りだす屋号とは別の、裏の屋号を持っているものなのだ。そして、裏の屋号では、妖面というものが売られているのだった。妖面は願いをかなえてくれる面。妖面のうわさは、不思議なことに必要とする者の耳にだけ、届くのだという――。人であるゆえの喜怒哀楽をえがいた戦国ファンタジー!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

魅力ある登場人物が出てくるので読んでいて楽しかった。妖面を手にしたいそれぞれの思いがあるんですが荒魂化してしまったのを浄化するのもなんとも言えない気持ちになる。先に人として出会ってるからなおさら。なんとなくBLEACHを思い出して嬉しくなりました。

1
2016年10月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

御招山(おまねきやま)に捨てられていた2人の赤ん坊。山の主の天狗・陰(いん)さまに拾われます。
2人の赤ん坊は太良(たいら)と甘楽(かんら)と名付けられた。そして、人間の世界と山の世界の境界に生きる面作師の男に預けられます。

14歳となった二人は、見習い面作師として、各地でお面屋を売って歩いているのです。

ただし、このお面屋。表の屋号「たまよし」と裏の屋号「魔縁堂」を持っている。
魔縁堂では、自分のなりたい姿になれるという不思議な力を秘めた「妖面」を手に入れることができる。
ただし妖面に囚われてしまうと人ではないものになってしまい、お面屋の2人に浄化され、この世から消えてしまう。

その面が必要な人は、その噂を耳にする。そして太良と甘楽と出会ってしまうのです・・・。

天狗の陰さまは、太良と甘楽を心配して、配下の天狗たちに時々偵察に行かせる。1話の子天狗、迅雷がかわいい。
4話収録でしたが、まだ続きそうなかんじでしょうか。
設定を活かして、もっといろんな人間たちを登場させたら深みがでてくるのでは。
イラストがいい。

0
2013年02月03日

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