【感想・ネタバレ】研修生のレビュー

あらすじ

仕事、言語、人との出会い――
海を渡ったわたしの日常が、わたしのあり方を変えていく。

舞台は1980年代のドイツ、ハンブルク。
本の取次会社の研修生になった「わたし」が重ねてゆくのは、多様な人たちとの身近な交流。
やがて未来への、思いがけない糸口が見えてきて……

読売新聞連載の最新長編小説

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Posted by ブクログ

ネタバレ

1980年代、22歳で単身ドイツに渡り研修生として働く主人公。私自身も(時代は10年ほど後だが)似た経験があるため、彼女の寂しさや悔しさに強く共感した。淡々とした語り口ながら、ページをめくる手が止まらない。92ページに描かれるレートケさんのさりげない優しさには胸が熱くなった。手紙でのやり取りやトラベラーズチェック、生魚の日本食に抵抗感を示される時代背景も懐かしい。異国で暮らす中で生まれる微妙な違和感が的確に描かれ、マグダレーナに苛立ちを覚えつつも、最後まで一気に読んだ。

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2026年01月24日

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