【感想・ネタバレ】サッチャー 「鉄の女」の実像のレビュー

あらすじ

マーガレット・サッチャーは、20世紀後半を代表する政治家の一人だ。
1975年に保守党党首となり、79年には英国史上初の女性首相に就任。
「鉄の女」の異名をとり、90年まで在任した。
サッチャリズムと呼ばれた政策は、今なお賛否を集めている。

本書は、波乱に富んだ生涯を照らし、その実像を描き出す試みである。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

20260513−0528 サッチャー氏の生い立ちからわかりやすくまとまっていて読みやすい。戦後の英国事情も合わせて解説しているので有り難い。そもそもサッチャー氏は女性政治家にありがちなリベラル風味は感じられないな、と以前から思っていた。彼女は決してフェミニストではないのだろう、と思った。そして「鉄の女」「信念の政治家」と評されるけれど、イメージ戦略によるところも大きかったのかも。著者はむしろ妥協や譲歩を強調する。決断までは時間がかかるが、決めたら突き進むのが彼女のスタイルだった、と評している。2026年5月現在、保守党は先の総選挙でも大敗し、もはや2大政党制とは言えない状況になっている。今振り返れば、保守党内の分裂(特にEU加盟についての是非)の発端を作ったのはサッチャー自身ではないか、ともいえよう。

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2026年05月28日

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