【感想・ネタバレ】耳袋秘帖 木場豪商殺人事件のレビュー

あらすじ

強引な商法で、ここ数年急激にのし上がった木場の材木問屋“日野屋”。辣腕で鳴らすこの豪商がつくった複雑怪奇な「からくり屋敷」で、人が死んだ──。美しき手妻師、負け知らずの怪力女、“蘇生した”寺侍らが入り乱れ、あやかしの難事件が幕を開ける! 江戸の「大耳」こと、根岸肥前が活躍する「耳袋秘帖」殺人事件シリーズ第14弾。文春文庫オリジナルの書き下ろし時代小説。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

双子話。
江戸の頃、双子は(特に商家では)忌み嫌われていたというのが判る話だった。
宮部みゆきさんの三島屋変調百物語にあった双子の話を
チラッと思い出したりして。
あっちの話は女の子だったけど。

双子に加えて手妻の話。
あんなからくり屋敷がホントにあるなら見てみたかった。
でもって今度は手妻師にモテモテな坂巻(笑)。
前巻からいきなりモテだしたのに自覚なしなのと
やっぱりおゆうさんを忘れられないところが坂巻のいいところかも。
違ったところでは椀田の嫉妬深さが判るエピソードが面白かった。

そして栗田の元にも双子が降臨。
…今後のデレデレ親バカ振りが楽しみである(笑)。

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2014年06月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

相変わらずおもしろい!
事件解決後の登場人物のちょっとした話もいい!
栗田さん雪乃さんおめでとう!双子の女の子ってこれから大変そうだけどこの子供たちが絡む話も今後出てくるのかなぁ?楽しみ!

0
2012年09月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

手妻の得意な隠居が新しい隠居家で首の骨を折って死んでいた。そこで根岸が栗田と坂巻と調べに。
その家の特殊な設計と建築に関わった日野屋の主人が殺された。そうすると、瓜二つの双子の弟が出現。
日野屋を調べるとおかしな事件が。。。。

日野屋の仙台の妾の双子だった兄弟が、その育ち方で性格が違って成長した。兄の歪んだ心が事件を起こし、殺そうとした弟を最後は殺せずに。。。

江戸当時の手妻の種類などはめずらしく、興味深く兄弟愛の情愛溢れる内容にほろり。。。

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2018年09月01日

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