あらすじ
高校の仲良し女子4人組。10年後――阿季子はアイドルとして活躍したあと玉の輿に乗って主婦に、由記はタウン誌編集長に、はるなは地方局アナウンサーに、玲子はぬいぐるみ劇団の団員になっていた。そして阿季子の芸能界復帰が決まると差出人不明の「贈り物」が次々と送られてくる。穴だらけの写真、ガラス片……その先に待っていたのは!? 心の闇を描く傑作サスペンス。『微笑みがえし』改題。(解説・細谷正充)
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Posted by ブクログ
四人の親友同士の女性。
その中で一番出来が悪いと思われていた人物が、
なんの因果なのか一番の出世頭になったうえ、
自覚もなしに周囲に悪意の種を巻いていく。
それに振り回される残りの三人はというと……というお話。
こういう女性同士のドロドロした話は緊張感があっていいですね~。タイトルのとおり殺人という行為には流石に及んでいないのだけど、それくらいの悪意があるということはひしひしと伝わってくる。
でも自分のこれまでの人生を考えてきても、こういう成功して華やかな生活を送っていることをアピールして他人を見下し、あまつさえ害するようなことを自覚なく言う人って少なからずいたような気がする。それでいて周りからは憎からず思われているっていうのも厄介なところ。
それでも全員が同じように思っているとかというと別の話。むしろ普段近くにいる人は知りすぎているからこそ余計に憎悪を抱いてしまうのかもしれない。
それにしても、そうやって恨まれる人ってなんで周りから自分がどういうふうに思われているのか考えないんだろう。
私は結構いろいろ考えすぎて悩む方なので、そういう楽観的というか浅慮なところがちょっとうらやましかったりもするけど。それでも実際に危害を加えられて、しかもそれが誰の仕業なのかも想像が出来ないような間抜けにはなりたくないなとも思います。